気まぐれ部屋 | ナノ



ネタ

セルティの身体に憑依した女主。

原作知識はストーリーは最初の方だけちらっと。キャラは序盤から終盤まで万遍なく浅くだけ知ってる。SH以降の物語とキャラは続編がある事だけは分かっているが何も知らない。

アイルランド時代のセルティにとてもべったりと依存されていた。身体を動かそうと思えば動かせるが、自分の物ではないからと全てセルティに一任している。影の能力は女主も使用できる。

首が切り離されてからはセルティの意識が身体に、女主の意識が首に行く。影の力で自力で逃げる事も可能だったが、原作の展開をぼんやりと思い返して何もしない方が利口だろうと普段は意識を閉ざし眠っている。

たまに薄らと意識を浮上させて周辺の様子をこっそりと探ってる。矢霧家ではほぼ寝てた。研究所ではずっと寝てた。誠二家では期間が短かったので起きる時間と合わなかった。

臨也家でも最初は寝ていたのだが、ある時意識が戻って原作の流れがどうなっているか確認している時に臨也に発見され起きていることに気付かれる。

あ、やっべ。と警戒するが、特に何もされなかった。寧ろ風呂場に連れて行かれて綺麗に洗われる。とても丁寧に触れられ、放り投げたり鷲掴みしたりとかしない。そしてふわふわのタオルで髪を拭かれながら「君とお喋りがしたかったんだ、知り合えて嬉しいよ」と声をかけられた。

実は誠二のように首に一目惚れしていた臨也から丁重な扱いを受ける。あれ、こんな感じだったっけ?と疑念を抱くが元の知識がそもそも朧気なため、こうだったかもしれないと流す。

一年半の間に女主も臨也と少しずつ仲良くなった。

女主が盗まれないように警戒ガッチガチ。贄川春奈たちに警護させていた首はそっくりに作らせた剥製で、温もりがないので実際に触れたらバレるがガラスケースで保管しているだけでは偽物とは分からない代物。間宮愛海が最初に盗んだのはそちら。だが本物か実際に触れて確かめて剥製だと分かり、臨也のアジトを荒らしまわって本物の女主発見、掻っ攫う。そして生首騒動へ。

女主が日本中の目に晒されていることに対して、予想を裏切って上回ってきた人間への興奮ではなく、愛海への憎悪と引き入れた自分への失望が入り交ざる臨也。

人間への愛と女主への愛を天秤にかけ、最終的に博愛主義を捨てて女主を選ぶ。

人間であることを実感できない臨也が人外である女主に恋をしている時だけ熱い感情に振り回され自分は人間なのだと否応なしに突きつけられる話。

△(女主視点)■(臨也視点)◇(他人視点)
1→波江◇
2→臨也△


prev / next

[ back to top ]



×