困らせたい

「それってさ、好きな人ほど苛めたくなるってヤツなんじゃないの?」

と、言ったのは猿飛である。それを横目に見てため息をついたのは伊達だ。
そんなこと言われても分からない。好きだというのは理解してるし、苛めているというのも分かっているのだが、その想いと行動が繋がるのかというのは分からない。
そもそも猿飛が言っていることも聞いたことがない。

「分からん」
「分からんって...。まあ見てれば分かるんだけど」

なら聞くな、と言えば何故かまた伊達がため息をついた。


茉優と出会ったのは三成が勝手に見かけたのがきっかけだ。
冬の日、とても寒い日だった。帰り道にいつも通る公園に通りかかった時。
特に気にすることもなくいつものように通り過ぎようとしたのだが、過ぎようとしたときに遊具で遊んでいた一人の子供が転げて泣き始めた。起き上がった子供の膝は擦り剥けていて血が出ている。やかましい声で泣きわめく子供に近寄ろうとする大人は誰もいない。
だが一人の女が泣きわめいている子供に向かっていって、優しく声をかけ始めたのだ。しかもその女は自分が通っている高校の制服を着ていた。
ハンカチを取り出して擦り剥けた膝から出ている血を拭き、もう片方の手で子供の頭を撫でている女から目が離せなくていつのまにか三成は立ち止まっていた。
子供はいつのまにか泣き止んでいて、笑顔すらも見せて女に抱きついている。女は嬉しそうに抱きあげながら、「ママはどこにいるの?」と聞いていた。そして会話が終わり、女は自分が身につけていたマフラーを子供の首にかけると、子供を下ろして手を振った。子供も女に手を振り返し、どこかに走っていく。
女は子供の後姿を見て微笑んで、こちらに向かってきたので三成は慌てて歩きだした。そういえば自分がいたところは出入り口だったのだ。
女の気配がなくなったのでちらりと後ろを見てみれば、女は背中を向けて逆の方向を歩いていた。女の背中を見つめて、また目が離せなくなっていることに三成は我に返ると急ぎ足で家に帰った。

後日学校で、女のことを調べてみればなんと同じ年でしかも隣のクラスだったので驚いたのだが、自分がここまで熱心に他人のことを調べていることを不思議に思った。
隣のクラスを覗いて茉優を見つけると、三成はため息をついた。優しい人間だというの初めは見かけたときにわかっているし、きっと三成が話しかけても優しく接してくれるのだろうけどそれでも何かきっかけが欲しかった。
そんなことを思いながら日々を過ごしていた時、生徒会のためのプリントを運んでいた三成は廊下の奥に茉優を見つけて動揺してしまいプリントを床に落としてしまった。そのぐらい動揺してしまったのだ。
だが茉優はその大袈裟な三成の行動に気づいたらしく、こちらに駆け寄ってプリントを拾ってくれた。そしてそれをこちらに渡してきたので、三成はまた動揺してプリントを全部落としてしまった。

「あ...だいじょうぶですか? わたしも手伝いますよ」

子供に向けていたあの笑顔を三成にも向けて、茉優は笑っている。三成は慌ててプリントを拾い上げて、茉優の手からプリントを引っ手繰った。
何か言わねばと思ったが、うまく言葉が出てこなかったので黙って通り過ぎようとした。だが茉優があの、と声をかけてきたので思わず立ち止まる。

「石田君ですよね」
「...知っているのか」
「まあ...有名ですから」

そんなこと誰にも言われたことなかったし茉優に言われたことにも驚いたので、また動揺してしまう。

「隣のクラスの、」
「茉優だろう?」

思わず名前を言ってしまって、まずいと思った時には茉優はきょとんとしていた。

「あ、知ってたんですか? あれ...どこかでお話しましたっけ?」
「それは違くて...偶然だ」

どこが偶然だというのか、故意に調べていたというのに。
ここの時点でもう結構好きだということは自覚していた。可愛らしく微笑んでいる茉優から目が離せないということは、そういうことだろう。


一つ分かりたくないことが分かった。三成は茉優のことを困らせるのが好きらしい。
初めは助けてくれるのが嬉しくて、それがだんだんと困らせるのが楽しくなってきた。茉優の困った顔を見るのが好きなだけだ。

『ふん、まるで役に立たんな』

三成がそう言うだけで茉優は悲しそうに困った顔をする。
眉を歪ませて、唇を尖らせ、三成を見上げる。その顔が本当に可愛くて、たまにキツいことを言ってしまうこともある。そしてまた傷ついた、困った顔をして茉優は謝るのだ。全く悪くないのに。
その顔を見ると何か言いしれない幸福感と支配感が三成の心を蝕んでいく。それが気持ちよくて、たまらないのだ。だから茉優を苛めたくなる。
それに、好きだということを気づかれたくない。カモフラージュということでもある。

そのことを猿飛と伊達に見抜かれていて、しかもそれがカモフラージュだということも気づかれていた。それを言われて三成はかなり狼狽した。だがからかう気はないようだ。
ここで冒頭の猿飛の言葉。そして伊達のため息。

「うーん、まあ...。何が言いたいかってさ、茉優ちゃんちょっと参っちゃってるんだよね」
「...何にだ」
「だからその態度。嫌わられてるって思ってるんだって」
「ならそれでいい。弁解などいらない」
「それだと茉優が困るんだよ。まだ言わねえとわかんねえの?お前」

伊達がだるそうな目線をこちらに投げ、そう言った。だが言っていることが分からなかったし、その態度に苛立つ。

「はっきりと言え、伊達」
「だから...、いやもういい。お前が茉優に言えよ、好きだって」
「そ、そんなこと言えるはずがないだろう!」
「アンタもめんどくさい性格してるよね〜...女の子じゃないんだからバシッと言っちゃいなよ。別に変な関係ってわけじゃないじゃん。アンタがそれこじらせちゃってるだけだし」

猿飛の言っていることはごもっともだと、三成は黙った。だがもし仮に好きだなんて言ってしまったらもう茉優の困った顔は見れないし、それに振られてしまうかもわからない...。
伊達は首を緩く横に振って三成を指さした。

「お前のその、困った顔が見たいってやつ?もはや性癖だよな、性癖」

なわけがあるか!と伊達に叫べない自分は一体どうしてしまったのだろう。
性癖だと認めれば茉優の困った顔をもっと見れるのだろうか、と自分の内が呟いていたからだ。





石田君、と呟いた口から吐息が漏れている。まるで小動物のようだ。
少し動くだけですがるように三成の服を握って涙を流すその姿は、とても愛らしい。だからもっと困らせたくなる。
ベッドが軋む音が、茉優の鼻にかかった声が、自分の息が、別の場所から聞こえるような感じがしていた。
まだ自分はこの状況を理解できていないのだろうか。





茉優が迷惑こうむっているというのは猿飛から聞いて分かったのでもうこの自分の優越感に浸るのはやめようと決めた。だから茉優に気持ちを伝えてから、今まですまなかったと謝ればいい。茉優は優しいから許してくれるはずだ。
放課後あけておいてくれ、と頼めば茉優は嬉しそうに頷いてくれた。だが茉優は三成のことが嫌いなはずなのによく了承できたものだ。
放課後下駄箱で茉優は待っていて、三成は靴を履き替えて茉優、と声をかけた。茉優は嬉しそうに顔をあげて石田君、と微笑んで言った。肩にかかっていた黒髪が背中に落ちる。それを目で追った後、三成は帰りながら話そうと言った。
途中まで帰路は一緒なので問題はなかったが、どこから話せばいいものか悩んでいたら例の公園についた。ここでもうお別れだ、何て言えばいいのだろう。

「...この公園で、お前を見かけたことがある」
「そうなの?」
「怪我をして泣いていた子供を宥め、マフラーまであげていた」
「あー!そんなこともあったね。見てたんだ...なんか恥ずかしいな」

えへへ、と笑って茉優は髪を耳にかけた。それも目で追って、また璃依瑠の目を見る。次は何?と目で訴えている茉優の目は、とても綺麗だ。
三成は目をそらしたあと、また茉優を見つめた。

「私はもうその時点でお前のことが好きだった」

ついに出た言葉は、あっけなかった。いつもの会話のような雰囲気でそう伝えたが、言った瞬間に茉優は目を丸くして驚き、黙った。それはそうだと思った。嫌いな奴に好意を伝えられても迷惑なだけだ。
だが言わなければならない。これはけじめだ。

「そして今現在もだ」

茉優は目線を左右に動かして、俯いた。唇は何度か震えて、閉じて、また震えて、また閉じた。そして瞬きをした。そしてまた唇が震えた。
車が横の車道を通って過ぎた。その音さえも煩わしいほどに、目の前にいる茉優が紡ぐ言葉が気になっている。
ゆっくりと三成を見上げて、茉優は唇を開いた。何を言われるのか、と身構えたとき突然茉優が抱きついてきたのだ。間抜けな声が三成の口からもれ、どんどんと顔が熱くなっていくのが分かった。
茉優の後頭部を見て、今茉優は私に抱き着いていて、私の胸に顔を埋めているのだと理解したが、今度はどうすればいいか分からない。絶対に煩い鼓動は茉優に伝わってるし、好きだと言ったばかりなのにこんなことをされては思い上がるばかりだ。

「わたし石田君のこと大好きなんだよ」
「は...、は?」
「わたしが石田君のこと初めて見たのは徳川君と伊達君と石田君が喧嘩してたときだったなー」
「い、いやちょっと待て...今何と」

肩を掴むと茉優は顔を上げて、頬を染めながらもう一度「石田君のこと大好きって言ったの」と口にした。
頭がぐらぐらと揺れて、耳鳴りがしてきた。何を言ってるのか、もう一度聞き返したかったが茉優はまた胸に顔を埋めてしまったので聞けずじまいになる。
本当に可愛かった。本当に好きだ。
そう思った。

三成もこの状況をよく理解できていなかったし、茉優もずっと抱き着いていたので二人は動けなかった。小学生にヒュー!だとかあいつらちゅーしてるぞー!だとか囃したてられて、三成は顔を真っ赤にしたまま「だ、誰がちゅーなんかしてるか!」と怒鳴り、茉優を自分の体から離してだいじょうぶか、と自分が大丈夫じゃないのにそう聞いた。
茉優がおうちでおはなししよっか、と言ったがおうちって誰の家だと疑問に思っていながらも連れて行かれ、あっという間に茉優の家についていた。お、親に挨拶か?と聞いたら、茉優は手で口元を押さえて笑っているので違うのかと気づく。
今日誰もいないの、妹バイトだしお母さんとお父さんも仕事。と微笑んでいる茉優はそれはまるで天使のようだが、言っていることは悪魔のささやきだ。なんてことを、言っているんだ。誰もいない家に二人きりなんて、そんなことあってもいいのだろうか。

何とも女子らしい部屋なのだろう、と三成は思った。ピンク色のカーペットになめらかな木の小さなテーブル、レースのカーテンからは夕日がさしている。用途の分からないぬいぐるみもたくさんあるし、きっとその...服や下着が入っているであろう棚もあった。
その部屋の真ん中に三成は座り、茉優が部屋に戻ってくるのを待っている。その頭の中は悶々とこれからどうするのか、どうなるのか、と考えていた。だってこのままこの部屋で二人きりでいたら...、考えたくもない。言っては何だが三成はもう半分勃起していたし。
ガチャ、と音がして開いた扉に大袈裟なぐらい反応して顔を上げた。茉優はトレイの上に飲み物の入ったコップを乗せて顔を出すと、扉を閉めて三成の横に座った。テーブルにトレイを置きコップを三成の前に置いて、茉優はふぅと息をついて俯いた。
そういえば話をするためにここに来たのだ、と三成は思い、少しためらいながらも声をかけた。

「先ほどの話の続きを、しないか」
「あ、う、うん、そうだね...」

髪を耳にかけて手元を見ている茉優の横顔は可愛くて、今すぐにでも覆いかぶさりたかったが何とか我慢して喉を鳴らした。
小さく咳払いをして、「先ほどの話は本当なのか?」と聞くと、茉優は頷いた。また顔が熱くなっていくが放っておいて、茉優の膝に置かれている手に触れる。目を涙で輝かせながらこちらを不安そうに見上げる茉優を見て、この顔が見たかったのだと言いかけた。だが、やはり自分がそう思っていることも言わなければならないのだろうか。伊達は言ったほうがいいと言っていたような気がする。言ったとして、茉優はもっと困るだけだろうし、もしかしたら嫌われるかもしれないし、そういうことを考慮すると言わないほうがいいのではと思わざるを得ない。
熱に浮かされた脳内は、茉優が恥ずかしそうにしながらも指を握ってきたことによって爆発した。いや本当に理性が切れた音が脳内でしたのだ。
拙い動きだったが、三成は手を握り返すと茉優の顔を見つめながらゆっくりとこちらに引き寄せた。細い腰に触れて、背中に手を回すと茉優は切なそうな息を漏らして三成の腕を掴んだ。
物欲しそうな顔をしてと言いかけ慌てて目をそらした。言っていいことと悪いことがあるぞ、と自分に言い聞かせる。それでも手の動きだけは止まらなくて、何故だか自分の右手は茉優のスカートの中を弄っていた。
下着が指に触れたので、確認するように内ももを撫でる。茉優が恥ずかしそうに身をよじったが、柔らかい内もものせいで手はどんどんと奥に進んでいった。
下着越しのそれに触れながら、三成は次どう茉優が動くのかを楽しみにしていた。泣き始めるか?それとも抱き着いてくるか?どちらにせよ可愛いことには変わりない。

三成はキスをして、茉優を脱がせて、ベッドの上に座らせた。恥ずかしそうにしていたが、構わずに制服のタイで茉優の腕を後ろで結んだ。それを見るだけで達してしまいそうだった。好意を寄せている異性が、腕を縛られ動けず、いつも使用しているベッドに座り込んでいる様は、何て言えばいいのか、ええと...。
まあ頭が爆発しそうで、やっぱり自分は茉優の羞恥心に染まった顔、困り果てている様子が大好きなのだと再認識した。
ベッドに乗って顔を近づければ茉優は退こうとするのだが、腕が縛られてる為胸を突き出す形になってしまう。それも狙いのうちだったがこう改めて目の前でやられると興奮が治まらない。
茉優の肩を掴んで唇を食んだ。柔らかい、甘い、なんでだ。女というのは皆こういうものなのか。それとも茉優だから...。
舐めているだけなのに甘い声を漏らしている茉優を見ているだけで腹が爆発しそうだった。は、は、と息が続く声が耳に届く。こんなに性欲に溺れていいのだろうかとふと思ったが、もうどうでもよかった。
唇を離すと、三成は聞きたかったことを聞いた。

「何故この様なことをされても拒否しない」

腕を縛られて、動けず、されるがままなんて嫌だろう。
だが茉優は首を横に振って、三成に口づけた。こちらに倒れ込んできたので、慌ててそれを受け止めながらキスを続ける。
唇を離すと茉優は微笑んで、こう言った。

「石田君だからいいんだよ」

好きだからいいの、と茉優は続ける。石田君が少しだけサドスティックなのは気づいてたし、だから反応にも困ったんだけど、いいんだ。そんな石田君が好きなんだもの、そう言ってほほ笑んだ茉優はそれはまるで女神だった。
すまない、三成は謝った。まさか自分の性癖まで見破られていたとは。謝るほかなかった。だって茉優は気づいていながら嫌な気持ちを押し殺して三成の変態じみた行為に付き合ってくれていたのだ。それでも好きだなんて、とてもじゃないけど信じられない。
だけど三成も、そんな茉優が好きだった。
緩慢な動きで三成は茉優を抱きしめて、腕を縛っていたタイを解いた。そして、顔を覗きこむ。茉優は顔を真っ赤にして毛布で自分の体を隠している。今更、と少しだけ笑えば茉優が驚いた顔をして見上げた。三成の笑顔はそれはそれはめずらしいものだ。
茉優の胸に触れてそのまま押し倒すと三成は濡れているあそこに触れた。困惑した表情の茉優に軽く口づけて、指を押し進めていくと茉優はいやいやと顔を横に振る。
嫌なのか?とわざとらしく茉優を見つめて聞けば、茉優は涙まで目のふちにためながらいやじゃないけどはずかしいですと言う。
指を動かしながら何を恥ずかしいという、と聞いた。茉優がそんなところきたないよと快楽に溺れきった顔をしながら言うものだからなんだかおかしく感じてしまって、指を抜いてそこに口づけた。どこもきたなくなんかない、お前の体ならどこだって綺麗だ。言葉にはしない。
舌で穴をいじめてやれば茉優が喘ぎ始めた。ちらりと茉優を見ると、目を閉じて声を押し殺している。

「んっ、んんん、うう、あ...あ」

口を離すと同時に茉優の張りつめた声が吐息に変わった。
唇を舐めて茉優に覆いかぶさり、顔を見つめる。尻ポケットからゴムを取り出すと茉優は少しだけ笑んだので、本当にいいのか、と思わず聞いてしまった。
茉優は本当に純粋無垢だし、きっとセックスだってしたことないんだろうし、初めてがこんな成り行きでいいのだろうか。もっと心通じた男と、とまで考えてその架空の男を殺したくなったので考えるのをやめた。
慣れた手つきでゴムを自身のいきり立つそれに被せ、茉優のあそこに宛がう。茉優は枕を抱いて三成を見つめていた。痛まないように、ゆっくりと推し進めていけば茉優が眉を寄せて泣きそうな顔になったので、頬を撫でながら耳元で「リラックスしろ、だいじょうぶだから」と呟いておいた。女の痛みは分からないが茉優の痛みは三成だってつらいのだ。
ゆっくりと、それはもうゆっくりといれていく。つぷ、つぷと音がしている。卑猥な音だ。今すぐにでも達してしまいそうなぐらいに卑猥だ。
全部入った、と茉優を見れば涙を流していた。思わず詰まった声が自分の口から漏れる。まだ動かないで、と茉優に言われて、素直に頷く。かなり据え膳を取り上げられた状態に近い。今すぐに動いて滅茶苦茶にしてやりたい。だが今抱いている女は茉優なのでそんなことはしない。
石田君、と呟いた口から吐息が漏れている。まるで小動物のようだと三成は思った。
確認するように少し動くだけですがるように三成の服を握って涙を流すその姿は、とても愛らしい。だからもっと困らせたくなる。
動けば茉優が泣きながら喘ぐ。茉優の苦しい表情を見るたび多幸な気持ちで溢れる。何で、こんなに幸せなのだろうか。こんなに幸せでいいのだろうか。
ベッドが軋む音が、茉優の鼻にかかった声が、自分の息が、別の場所から聞こえるような感じがしていた。
まだ自分はこの状況を理解できていないのだろうか。そんなことはない、茉優はここにいる。




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(我慢ができない石田)

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