幸村のパシリ少年
2012/01/15 15:05
幸村の幼なじみのパシリ少年のお話を書きたい。彼はチキンハートの持ち主で最後まで人の話を聞かない。
幸村は幸村でそんな彼を放っておけない。だけど言うこと聞くからパシる。
「せっ精市くん…!よ、呼んだ?」
「うん。ごめんね、今日弁当忘れちゃってさ、買ってきてくれない?お金は渡す、か、ら……って行っちゃった。」
人の頼みは断れないかなりのチキン。てか昔断ったらボコられたのがトラウマになった。容姿はまあまあ普通。性格に難有りで未だに友達?が幸村のみ。いま一番欲しいものは?と聞かれれば友達。夢はある?と聞かれれば友達とお昼を一緒すること。なんとも小さな夢である。
幸村が同情してテニス部と男主くんの仲を取り持ってあげていたらいいな。最初こそ男主くんはテニス部にビビってるのだが。
「きっ切原さん、おっおは、おはよう、ございます…!」
「はよーございます!てか切原さんて、あんた俺より年上でしょ。呼び捨てでいーっスよ。」
「いっいえ、そんな!」
赤也にでさえ苗字にさん付け。みんな男主を弟みたいに可愛がっていたらいいな。
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