「プレザ、おっぱい触らせて!!!!」
「…リティル、?」


ばん、と大きな音立てて扉を開けた。

部屋にいたのはプレザ、陛下、アグリア、ジャオ。4人はぽかんと口を開けてリティルを見た。後ろにまわり込み豊満な胸をうんうん唸りながら掴む。

突然言われ、さらには胸を触られているプレザはわけも分からずにリティルにされるがままで、呆れた様子のアグリアは"バカだろ、ババァ"と溜息をついた。


「ちょ、どうしたの…や、ばか、やめて、よ」
「うーんやっぱおっきいな…憎たらしいむかつくー…」
「リティル、ったら、ちょっ、あ」

「…あ、ごめんねプレザ
ちょっとおっぱい大きくしたいなと思ってさ」


へらりと笑って言えば、触っていた胸を退けられてリティルは唇を尖らせた。了承も得ずに触ったのだから仕方のない事。


「…ごほん」

「リティル」
「あ、陛下にジャオ。すみません陛下達の前でこんなこと」

「突然どうした、」


"胸を大きくなど…"と真面目に聞いてくれた陛下の元へ行き、事の経緯を話した。


「…ウィンガルが、か?」
「はい、ウィンガルってはおっぱい大きい子がタイプみたいで、こんなんじゃ彼女失格かなーと思って」


お世辞にも大きいとは言えない胸を触り、溜息をつくリティルに、口許を歪ませて手招きする陛下。

なんだろう、と恐れ多くも近付けば腕を引かれて、胡坐をかいている陛下の逞しい胸板にダイブした。


「へへへへへ陛下!!?」
「異性に揉まれれば大きくなると聞いたことがある」


大きな手が胸を包むと同時に、リティルが入ってきたときと同じようにばぁぁん、と扉が開く。思わずそちらを向けば、息を切らし何やら不機嫌オーラ丸出しのウィンガルがいた。


「ウィンガル、」

「…失礼します陛下」


腕を捕まれたかと思えばリティルの身体はウィンガルによって担がれていた。くすりとプレザは笑いひらひらと手を振る。"バカップル"とアグリアが言った言葉と扉の閉まる音が重なった。


「ウィンガル?」
「俺、は」



好みのサイズ



(…満足、している)
(っ、ウィンガルだいすき!)



20111013

なにが書きたいかわからない←
とりあえず裏部屋にこれの続編を書こうと決めた、いま決めた。

うちのガイアスは変態ですウィンガルはツンデレキャラ。アグリアはまだよくわかんないしプレザはツッコミ担当←

…ていうかジャオ空気w