そして父になる(邦)
監督:是枝裕和
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー他



ご存知、カンヌ国際映画祭、審査員賞を受賞した作品です。

福山雅治がイケメンでした!(^^)
でも、役のキャラクターはヘタレエリートという感じでした(笑)

6年間育ててきた息子が実は他人の子供でした。その事実は衝撃的ですよね。
野々宮家(福山・尾野)と斎木家(真木・リリー)の家庭が対照的に描かれているのが印象に残りました。

・財力のある大手建築会社に勤めるエリートと、田舎の小さな電気屋。
・3人だけの小さな家庭と、6人の大家族。
・血に重きを置く夫と、血もだが共に過ごした時間を大切にしようとする夫。
・実子の存在がなかなか受け入れられず接することができない妻と、戸惑いながらも受け入れようと愛情を見せる妻。

それぞれの家庭の在り方は違うから、どちらが良い家庭とは言えませんが…。

親の苦悩もありますが、一番の被害者は子供の慶多と琉晴じゃないかな(・_・;)
親同士は「血だ、時間だ」と言い合っていますが、本人たちからしてみれば、自分たちの親は6年間一緒に過ごした彼ら―――シンプルな答えだと思います。

慶多と琉晴も対照的ですよね。
慶多はミッションだと思って我慢してじっとしていますが、琉晴は寂しくなって家出してしまいました。
どちらも両親のことが本当に大好きなんだ、という思いが伝わってきて、じーんと感動してしまいました。

良多(福山)が息子の撮った写真を眺める〜ラストシーンは、ほわんと心が温かくなる内容でした。

みんな、幸せになってくれたらいいな、と思いました。





うーん、いろいろグチャグチャな感想内容になってしまいました(- -;)

2013/12/12



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