こねた。
取るに足らない話たち
▽はじめての、反抗期?
「俺、今日から1人でお風呂入る」
「は?」
「もう、兄ちゃんとは入らないから」
「急にどうしたんだよい」
「別に急じゃないよ。前から思ってたことだし。もう一緒に入る歳でもないでしょ」
「そうは言っても、つい昨日までは一緒に入ってたろい。馬鹿言ってないでさっさと浴場行くよい」
「昨日は昨日だろっ!」
「…何がそんなに嫌なんだい」
「別に嫌とかじゃないけど、もう髪も体も自分で洗えるし兄ちゃんだって1人でゆっくり入りたいでしょ」
「俺は別に…」
「とにかく!もう俺だって子供じゃないんだし、今日からは1人で入るから!」
「…………」
「フられちゃったなマルコ」
「うるせいよい」
にぃ→兄ちゃん→兄貴と呼び方は変化していきました
▽夏
「ギル!飯食いに行こうぜ」
「近づかないでくれる?」
「え?」
「だから近づかないでよ」
「え、ちょ、ギル……どうしたんだ?お、俺なにかしたか?」
「エースは俺の半径5b以内に入らないで」
「(ガーン)」
「はぁ……ただでさえ暑いのに、見てるだけで暑苦しいよなエースって」
「(ガーン)」
「あ、サッチー!かき氷食べたい」
ボッチャーン!!!
(おい、エースが海に飛び込んだぞ!)
(誰か早く引き上げろ!)
(暑さで頭おかしくなったんじゃねぇ?)
(まさか!夏そのものみたいな奴だぞ)
▽生意気盛り
「じじーい!じじーい!」
「グララララ....なんだ、ルル」
「おれ、いまかくれてるからな!じじい言うなよ!」
「何だ、また何かやらかしたのか」
「もやしただけだ!ふらんすぱん!」
「グラララララ!」
「あれくらいでおこるなんて、まだまだガキだよな!」
「それで逃げてきたのか」
「じじぃのひげもこんどもやしてやるよ!」
「グラララ.....おもしれぇ、やってみなルル」
「親父!ルル来なかったか!あのガキ俺のりーぜんt」
「静かにしやがれ、サッチ」
「すぴー...すぴー...」
新キャラのルルくんです
prev | next