シリーズ番外編 | ナノ


逮捕しちゃったぞっ!:01


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ベッドに腰掛けて、眼下の奈緒をじとーっと睨みつける。奈緒は、口を膨らませてそっぽを向いていた。
うぅ・・・、可愛い。
でもでも、許さないからねー。


「なおなお、お着替えは?」

「……む、むり」

「約束したじゃん」

「千夏と壱が勝手に……」

「オレ、我慢したのに……。なおなおのコスプレ、ほかの男に見られるの嫌だったのに……」


嫌がる奈緒に向かって、悲しそうな顔をしてみる。
それから、悲しかったエピソードを語れば、奈緒は申し訳なさそうに眉をひそめた。


「ご、めん・・・」

「……んじゃ、オレのお願い聞いてくれるよね?」

「…………ど、どうしても聞かなきゃダメ?」

「ダメ」


上目遣いで、困ったみたいな顔されたら許してあげたくなっちゃうけど、厳しく厳しく!


奈緒のバッグを勝手に開けて、婦人警官の衣装と網タイツを取り出す。それを奈緒の胸元に突きつけて、にっこり笑いかけてやりました。


「着替えといで。待っててあげるから」

「……もう、やだー」


羞恥で真っ赤になるなおなおも、可愛いよね!








逮捕しちゃったぞっ!








「…………っ、」


着替えを終えた奈緒は、真っ赤な顔で部屋に入ってきた。
白シャツに紺のネクタイ、いささか短めのスカートに、紺のジャケット。ポリスハットに……あ、腕章までついてるや。あとは、婦警さんが絶対に履かない網タイツね。色味はシンプルだけど、意外に本格的だな。
奈緒は、短いスカートが気になるのか、裾をぐいぐい引っ張っている。……さっきまでそれで接客してたじゃん。


「こっち、」

「ん」


来い来いと手招きすると、遠慮がちに奈緒が近づいてくる。ベッドに腰掛けたまま、ぽんぽんと膝を叩くと、言いたいことを理解したのか、ゆっくりと俺のひざの上に腰掛けた。


「……恥ずかしい?」

「恥ずかしいに決まってんじゃん・・・」

「もーっと恥ずかしいことしてあげるからねー」


言いながら奈緒の首筋にちゅっと口づけると、奈緒は真っ赤になってぴくんと震えた。
かーわーいいーっ!


ぺろり、と首筋を舐め上げて、唇をすっと這わせる。
それから、震えている唇に、噛みつくようにキスをした。


「ふ・・・っ、」


小さく声を漏らす奈緒が可愛くて、はじめは優しく、徐々に舌を絡めながら、激しく咥内を犯していく。
奈緒の背中に手を回して、むさぼるように……


ジャラッ、


……お?


…………!
いーもの見つけちゃった♪




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