わん★わんだふる | ナノ



あとがきです


※台本書きで進みます・・・




ここまで読んでくださった読者の皆様、このような稚拙な文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
作者の、なこです。
ちょっと変態ちっくな千夏と、不憫な美少年の唯が主人公の『わん★わんだふる』、お楽しみいただけたでしょうか?


このお話は、元々2パターン考えておりました。シリアスなお話か、バカっぽいノリのお話か。
シリアスパターンは、千夏が本当に貞操管理の甘いトラウマ持ちの女の子で、1人で寝るのが怖い……という、なんともーな設定のお話です。教育実習生の唯(めちゃくちゃ男前な性格)のお隣さんと半同棲生活をして、どんどん惹かれていくけど、この人を好きになってフラれたら終わりだ・・・! と思って正直になれない……というストーリーでした。
バカっぽいノリのお話は、可愛い子好きのおせっかいおかんが、クラスの美少年に萌えまくるお話……つまり、『わん★わんだふる』です。


千「なんつー対極な……」
唯「オレ、シリアスパターンだったら、身長高くて男前な大人の男だったんだろー? ……損した気分だ」
千「でも、わたしはトラウマ持ちで『恋愛は壊れるもの』だと思って生きてる女の子でしょ?」
唯「笹川は、いまのが絶対いい」
千「ねー? あと、笹川じゃないでしょ?」
唯「ち、ちちち、千夏!」
千「(かわいいっ!!)」


実際、シリアスパートを4話ほど書いたりもしたんですよね。ほぼ、シリアスで決定していたので。
でも、どうしても違和感がつきまとってまして……。
あずみや奈緒を影から支えて、背中を押した千夏の性格って、こんなんじゃないんじゃないかなーって思いが拭えなかったんです。
それで、こちらのパターンで2話書いた段階で、「こっちだな」っていう判断に至りました。
結局唯は、男前さんから不憫美少年に格下げです(;^ω^)笑


千「失礼な! いまの唯の方が、絶対いいのに!」
唯「……オレ、ちょっと複雑」
千「でもわたし、教育実習生には興味ないからなー。たぶん、コンタクトとらないと思う」
唯「そ、それはやだ!」
千「可愛くてよかったね」
唯「可愛くはない!」


『わんだふる★』は、最初から最後まで悪ノリをつらぬいた作品です。千夏の心情を書くときなんて、楽しくて楽しくて……。
刺激が少なく、ハラハラするような展開でもなかったですが、意外にも「好き」って言ってくださる方が多くて、嬉しかったです。
唯は読者様にも「唯たん」呼びしていただいて、なんだか笑っていました。たまに「唯ちゃん」って呼ぶ方もいらっしゃって・・・。


唯「唯ちゃん・・・!(真っ青)」
千「どうしたの?」
唯「……昔、近所のお姉さんとか両親にそう呼ばれてた……!」
千「(唯の子どもの頃・・・! くっそ可愛かったんだろうなぁ)」
唯「そのときのお姉さんの目と、ささが・・・ち、千夏の目が被ることがあって……」
千「まさかのお仲間!? 愛好会に引き抜きたい!!」
唯「あいこーかい?」


この作品は、裏を書けないこともないので、落ち着いた段階で書けたらいいなと思っています。
譲×美姫よりはよっぽど書けるので・・・(;´∀`)
そのときは、唯をいじりたおす千夏と、意外に男らしいところを見せる唯にお付き合いください(*´ω`*)


千「……え、もう最後!? やけに早くない?」
唯「年末(12/31)だから、あとがきもやっつけなんじゃね?」
千「このやろう!」
唯「とりあえず、最後の挨拶、だよな・・・? えっと、読者の皆様、ありがとうございました!」
千「愛好会に入る方、会員は随時募集してまーす」
唯「オレのこと応援してくださる方が多くて、嬉しかったです! 不憫って言われることも多かったですが……オレ、いま幸せですから!」
千「わたしも、唯と付き合えて幸せだよ」
唯「っ、お、おおおおおオレも!」
千「うん?」
唯「ち、ちち、千夏といれて、すげえ幸せ、です!!」
千「……ゆいー、セクハラかましてよい?」
唯「うえ!? ……っ、うぁ!?」
千「うらうら〜♪」
唯「っ、ちか、ちょっ・・・っやめ」
千「ほーら、硬くなってきたよ?」
唯「最後に、どんなセクハラキャラになって・・・っぅあ! ……千夏、オレも止まんなくなる、から、」
千「止まんなくていーよ。ほら、おいで?」





このカップルは、ほかのシリーズとは立場が逆ですね(;´∀`)笑
いやいや、でも唯も男の子ですからね(`・ω・´)
やるときはやりますよ! 性的な意味で!笑


例のごとく、完結記念のQ&Aを考えておりますので、2人に質問がある方は拍手よりお願いいたします!
バッチリ回答させます!


長々と、ありがとうございました!!




2010/12/31 黄色のマカロン:なこ




prev next


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -