ここだけ全員○○○


「そそーらそらそらうさぎのダンスー」

「たらったらったらったらったらったらったらー…ってどうしたの?乗っちゃったじゃん」

「えへへ慶次みてみてー。旦那がかわいい」

「うっわ佐助顔ゆるみすぎだっての。おい慶次、そいつこっちにもってくんなよ。」

「はいはい。ってあれ?その写真のちんまいのって幸村?」

「そうそう。掃除してたら出てきたのー。」

「かわいい!どこの幼女だよ!かわいい!」

「でしょー?」

「なに?!俺にも見せろよlittle girl!」

「ロリコンか!お前らだいぶ危ねーよ今。友達の俺もドン引きだよ。」

「ドーンと割り引き?」

「そっちじゃねえ。」

「それにしてもかわいいねえ」

「雨の日だったんだねー赤い長靴履いて、赤いカッパ着て。」

「このフードのうさぎ耳がいいよねー。旦那ったらうさぎになりきって水溜まり飛び越えようとしてる」

「…あ、鼻血」

「政宗お前、ほんと危ねーよ」

「むかしから幸村には赤が似合うね」

「だよねー。今度の誕生日は赤い靴でもあげよっかなー。」

「そんなことして、童謡の赤い靴みたいになったらどーすんだ」

「…え、」

「赤い靴を履いたかわいこちゃんが、イジンさんに連れられてどっかいっちゃったってゆーだろ?」

「それはだめー!旦那かわいいから連れてかれちゃう!!」

「いつの幸村の話だよ」

「どどどどうしよう!!旦那が!!」

「まず落ち着け」

「今の幸村が勝てないのは武田先生だけだと思うけどなー…」

「どうする佐助?あんたが選んだ赤い靴履いたかわいい幸村が連れてかれちまうぜ?」

「旦那誘拐ダメ、絶対!!」

「みんなダメだよ」

「な?だからよ佐助、誕生日の靴は青にしようぜ?」

「それはあんたの好きな色じゃん。やだよ却下。」

「…shit!」


ここだけ全員帰宅部


***

幸村は部活中につき不在です


[ 3/5 ]

[*prev] [next#]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -