※すべてが捏造。 ※オリキャラ。 ※クルーの誰かが異性と接触します。 潜水中のハートの海賊団船 ダダダダダダダダ バンッ!!!!!! シャチ:「レーダーが捉えた!2時の方向、30キロ先に海軍だ!!」 シャチが勢いよく通信室に飛び込んできたのは午後1時。 通信室にいたのはペンギンとスパナだった。 スパナ:「へ?」 ペン:「海軍…?シャチ俺ら今潜水してんだぞ。海上の海軍船なんか………… …おい、まさか…」 シャチ:「………そのまさか。海軍で潜水艦使ってるヤローなんか1人しか知らない」 シャチは真っ青な顔で深く頷いた。 シャチ:「ルワンノの海軍船艦だ!!!!!」 ビービー!!! スパナ:『ぜ、全乗組員に連絡します!!!2時の方向25キロ先にルワンノ大佐の海軍船艦を発見!!!!只今猛スピードで本艦に接近中!!!乗組員は直ちに持ち場について戦闘準備を!!今日の舵担当……バンちゃんは今すぐ自動操縦(通称)から手動に切り替えて…!!』 ドスンっっ!!!!!! ペン:「何んだ?!」 スパナ:「魚雷です!!!本艦右斜め上にズレました!!!今のはバンちゃんがうまいです!かわしました!!」 ガチャン!ガチャガチャ (スパナ機械操作中) ペン:「!!海軍よりモールス信号!!!スパナ、!」 スパナ:「了解!!」 ガチンッ ガチャガチャ… ………トンツー…………トントンツー…………… ガチャ ロー:「ルワンノだって?面倒だな」 ペン:「船長!」 スパナ:「信号解読完了!読み上げます。よ・お・と・ら・ふ・ぁ・る・が・ー・く・ん・ひ・さ・し・ぶ・り・だ・ね・そ・ろ・そ・ろ・く・た・ば・っ・て・ほ・し・い・ん・だ・け・ど」 ロー:「お前が死ね」 スパナ:「ひぅ!!!」 ロー:「燃料の残量は?」 スパナ:「ッぅ…え、あ、あ後少ししか…!逃げ切れるほどの燃料はありません!!」 ペン:「残量少ないから今から帆船に切り替えようと考えてたらこれだよ…クソッ」 ロー:「……海上戦に持ち込むか」 ペン:「…!…………わかりました。こちらから大佐に信号を送ります」 ロー:「頼んだ」 *** 夏島周辺海域 海上に真っ黄色で不敵な笑みを浮かべたジョリーロジャーを掲げた潜水艦と海軍の潜水艦が『い』の字を書くように浮かんでいた。 それぞれの甲板にはそれぞれの頭を先頭に乗組員が並んでいた。 ルワンノ:「わっはっはっはっは!!!トラファルガーくん!!!さっきも言ったが久しぶりだな!!!!信号をよんだよ!!!私に会いたかったそうじゃあないか!!!!光栄だね!!!さぁ私の腕の中でそっと息絶えてくれ!!!」 ロー:「断る!!!!!!(ヒソヒソ)おいペンギン、どんな内容の信号送ったんだ」 ペン:「すみません。ルワンノの気を引くのに何を打ったか覚えていません」(棒読み) ロー:「…てめぇ」 ペン:「すみません」(しれっ) サシラ:「…なんやあの蛙の被りもんした変態は」 ハンチ:「海軍本部大佐のルワンノ・ネーブっていうずっとロー君を追ってる人で色んな意味でロー君を愛してやまないみたい。オマケにナルシスト」 サシラ:「………うげぇ………そらまた船長も災難やな」 ルワンノ:「さぁさぁ優しい私はキミが望んだように海上戦にしてあげたよ!!まぁ私としても君を冷たい海の底に沈めることをしないでいいからな!死体は持ち帰って、愛しt…っと!!!」 ギィイイン!!!! ギチギチギチギチ… (ナイフと険がぶつかり合っている) シャチ:「キモいんだよおっさん!!!とっとと沈めてやるよ!!!!」 ギチギチギチギチ… ルワンノ:「これはこれは!!!いつぞやのキャスケット少年!やはり美しくないな君は!!!」 ギチギチギチギチ シャチ:「うっせぇぇえよド変態が!!!」 ガキィイイン!!! シャッ シャッシャッ キィンっっ!!! ペン:「うっわ!シャチのヤツ、こっからあっちの船に飛び移ったのかよ?!!相変わらずむちゃくちゃな身体能力っっってサシラぁああ!!!アイツと同じことやろうとすんな!!!!バカか海に落ちるぞ!!!!」 サシラ:「離してくれ!!!俺やって…俺やって!!!」 スパナ:『今から旋回して大砲射程圏内に移動します!!!』 ロー:「バンダナハンチングサシラは俺に続け。舵はホシに、こっちの指揮はペンギンに任せる。…作戦No.Dだ」 「「「「「「了解!!!!」」」」」」 ガチャ(屋外電電虫[内線専用]) ロー:「スパナ聞こえるか?、お前もそこの通信室の窓からライフルで応戦しろ」 ザッ スパナ:『了解です!!!』 ブッ!! バン:「えー…俺も前線にいくのかよ………めんどくせぇなぁ〜」 ハンチ:「何?自信がないんだ」 バン:「ぬかせ」 その頃、ルワンノとシャチ。 ???:「はぁあああああああ!!!!!!」 ドッガキィィイイイン!!! シャチ:「っっ?!!!おっまえは!!!!」 ルワンノ:「ミノル!!!!任せたぞ!!!!!」 ミノル:「了解!!!!っあんたの相手はあたしだよ!!!!」 ガキィン!!! ルワンノとシャチの間合いに拳銃とナイフを持った女海兵が乱入。 シャチ:「あたしって…!」 ミノル:「なに?女の少尉が珍しい?」 シャチ:「………認めんぞ!!!!」 ※二人はこの間にもナイフで交戦中です。 ミノル:「はぁ?!なんであんたにそんなこと言われないといけないのよ!!!!」 シャチ:「だって…!」 シャチ:「だって、そんなキュッキュボーンな、まな板女が存在するなんて…ありえねぇだろ!!!!!!」 ミノル:「殺す。死んで」 シャチ:「やーだねっ!!!」 キィン! その頃、ハートの海賊船 ロー:「“シャンブルス”」 ヴンッ 海軍船艦の上にいる海兵と海賊船にいるハンチングバンダナサシラを入れ替えた。 うわぁあ?!!! 突然現れやがった!!!!! 構え!!幹部達だ!!!! ハンチ:「ふふ。僕たち幹部だってー」 サシラ:「…」 バンダナ:「仕方ねぇなぁ。いっちょやるか!足ひっぱんなよお前ら」 ハンチ:「君にいいたいよ。それ」 サシラ:「…」 撃!!!! ダダダダダダダダダダダダ!!!!!! ルワンノは背後に気配を感じ振り向くとそこにはローが己のジョリーロジャーと同じ不敵な笑みを浮かべて立っていた。 カッツカッツカッツカッツ…ピタッ ルワンノ:「…確か自分自身は“シャンブルス”できなかったよなぁ?……………どうやってこっちの船まできたんだい?」 ロー:「シロクマに乗ってきた」 ルワンノ:「それはとてもファンタスティックな返答だね!狂ったかい?」 ロー:「残念ながら…」 シュリン… ローは長刀を抜いた。 ロー:「俺はいたって正気だ」 ルワンノは剣を握りなおした。 ルワンノ:「そうかい。それじゃあ、私がおかしくしてやろう」 ロー:「やってみろ」 ドダン!!!ダタッン、バキャッ!!! ドスン…ン バンダナ:「ふーまだまだぁ!!!」 ハンチ:「おや、まだ戦えたんだねぇ〜てっきりもう体力的に戦闘は無理だと思ってたっと!」 ドスン!!ドカッメキッドダタタン!!! バンダナ:「まだ27だ俺は!クソ!!!!」 ハンチ:「そうはみえないんだよねー。年齢偽称してるでしょ?」 バンダナ:「お前に言われたかねーよ男女!!!」 ドッ!!!ぎゃあああ!!!!グチャ! ハンチ:「あ、サシラン♪…メガネ血糊ベッタリだけど前見えてる…?」 サシラ:「ハァッ!ハァッ!っなんも見えとなんわ!!!ハァッ!」 ヒュッ! サシラの後ろにいた海兵が巨大な斧をサシラを狙って振り上げた。 バンダナ:「っ!サシラあ!!!!!」 ハンチ・サシラ:「!!?」 ぱんっ どっすぅぅうん……… 斧を持った海兵は頭から血を吹き出し倒れた。 ハートの海賊団通信室の窓からその長い銃身の先から細く煙が上がっていた。 バンダナ:「スパナか」 ハンチ:「流石だね」 初めはぼうっとしていたがサシラは通信室に向けて親指を立てた。 サシラ:「…ナイス」 それをスコープ越しに見たスパナはその動作を仕返した。 next→ |