※※第178話:Make Love(&Punishment game).101








 「あ…っ、はっあ、しょ…っ、薔ぅ…っ、」
 「ん?」

 合わさってゆさゆさと動きながら、ナナは甘えた声で懇願した。

 「おっぱい…もっ、弄っ…っ、くらさ…っ、」







 「ひゃあっ…っ!」
 「わり…、おまえが可愛すぎて中でまたでかくなっちまった…」

 しかも奥まで届いているのに。


 「あっっ!ん…っ、あっ、あっ…あ、はん…っ、」
 ナナはおかしなくらいに、立てつづけにイけてしまいながら、

 「ナナ?キスしよっか…」
 「ん…っ、」

 胸を露にされ、くちびるも奪われる。

 …ッ…ちゅくっ…

 「んっ…ふ、んん…っ、」





 くにゅっ…

 「……っん、」

 舌と舌を絡めながら、汗に濡れた乳房を揉みしだかれ、乳首はゆびで遊ばされ、

 「んううっっ!」
 「……っ!」

 ふたりはまたまたほぼ同時に、絶頂を得たのだった。






 ギッ…ギッ…

 重なり続けて、軋み止まないソファ。

 壊れてしまう?いいえ、そんなことに構ってられない、

 何しろふたりの世界はどこまでも甘いのだから。















 ――――――――…

 こけしちゃん宅です。

 「あぁぁ、きたぁぁ。」
 彼女のもとに、ゾーラ先生からLINEのメッセージが。



 “すまない 桜葉 どう考えてもひとつしか思い浮かばなかったんだ”
 ここでメッセージはいったん切れていた。


 ひとつしかということは、やはり、BL関連が……?



 「うんうんぅぅ。」
 もったいぶられたこけしちゃんが、催促の返事を送ろうとしていると、

 「んぅぅ?」

 来ました、あだ名。






 “チェリーブロッサム  なんだが…”









 「………………。」

 こけしちゃん、ニコニコ無言。

 桜を英語に訳すと、cherry blossomsだからね。
 複数形にしていないところが、特別感を表しているのか、はたまた。




 “おい眼鏡、しっかりしろよ、”
 お気に入りのこけしちゃんのお膝のうえにて、ゲイちゃん大欠伸。



 ……今度是非とも、「私のチェリーブロッサム」って呼んでみてくださいな。














  …――That the nickname is unexpected, difficult!

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