※※第176話:Make Love(&Manacle).100







 「深くに入れてほしくて、こんなに強く吸いついてくんのか?」

 ヌグーッッ…

 「あ…っ、あっ、」

 ゆびを目一杯根元まで突っ込み、中を擦りながら薔はくちびるのすぐ上で囁きました。

 「ずっと動いてて…可愛いよな、こん中…」









 「あ…っ、もっ、くらさ…っ、」
 ナナはいてもたってもいられずに、とうとう指に対してではないおねだりを始める。

 「指なら3本もやってんだろ?」
 薔はわざと中でバラバラにゆびを動かす。




 「ちが…っ、あっ、ん…っ、ン、あ…はっ、あ…っ、」
 これはこれでまたひどく気持ちいいのだけど、欲しがる気持ちは止められずにナナはおねだりしちゃいました。

 「おちんちん…っ、れすぅ…っ、」










 「…それでも指もきつく締めんのかよ、」

 プチュンッ…

 「ああうっ…っ、」

 直後、スムーズにゆびは抜かれていった。


 「やっぱ欲張りだな、俺のナナは…」
 「は…ああっ…あ、」
 耳もとでの囁きは、全身をゾクゾクと感じさせて誘惑する。






 「おまえが何度も吹いた潮で、床まで濡れて光ってんぞ?」
 濡れたゆびを舐めながら、薔は彼女の目の前でベルトへ手を掛けた。


 ゴクッ…

 「あ……っ、」

 その音にも感じてしまい、ナナは息を呑む。
 背中で鎖が音を立てる。



 そして、

 「ほら、もっと開きな?」

 ぐいっ…

 「んっ…あ、あ…っ、」

 脚をさらに開いて持ち上げられ、当てがわれただけでイけそうなくらいにナナは興奮してしまっていて、

 「こいつでまだまだ乱してほしいんだろ?」

 ズプンッ――――…

 一気に挿入されました。

 「あああっっ!」








 当てがわれただけでイけそうだったナナは、案の定、挿れられただけでイけてしまった。

 ズプッ…ズプッ…

 「は…っ、あっ、あっ…あ、」

 目隠しをしているとより淫らに聴覚が刺激され、

 「聞こえるよな、おまえん中に、俺のが何度も出たり入ったりしてる音…」

 突きながら、薔は耳もと妖しく笑ってさらなる刺激を与えてくる。

 「だから何度でも…奥に当たってんだよ、」







 「あ…あっっ!」

 ビクビクンッ――――…

 ナナは堪らず絶頂を得る。

 「……っ、は…っ、」
 ふるえた薔は息を乱す。



 ギッ…ギッ…

 「あああ…っあっ、あっん、あ…っ、」
 ソファは軋み、突かれつづけて休む間もなく、

 「あっ…ああああぁぁぁっっ!」

 ビクッ…!ビクンッ…!ビクッ――――…!

 ナナはまたまた、絶頂を得たのだった。

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