※※第155話:Make Love(&Sex aid).9






 愛液を纏った玩具は、抜ける直前に振動を止められ弾みで床へと落ちる。


 そして、

 くぱぁっ…

 「はぁ…っあっ、もっ、ご主人さまぁ…っ、」

 欲しくて欲しくてどうかしそうだったナナは、なりふり構わずさらに脚を開いてすぐにおねだりしちゃいました。

 「おちんちん…っ、ほしっ、の…っ、ぁっあ、ぜんぶ…っ、めちゃくちゃにして…くらさ…っ、」








 ヒクヒクッ…ヒクンッ…

 それはまるで、中も一緒におねだりしているかのようで、

 「淫乱なおまえはどこまでも濡らすしかねぇみてぇだな、」

 グイッ――…

 「あああっ…っ、」

 脚を持ち上げた薔は一気に挿入してきた。

 「いいぞ…、おまえが俺に狂っちまうほどめちゃくちゃに愛してやるよ…」


 ズンッ――――――…!










 「あああああぁぁっっん!」

 芯から焼かれるほどの、極上の快感は迫り来る。

 「おまえな、挿れてすぐにイくと動く前からきつく締まるだろーが、」

 グチッ…グチッ…

 笑って言いながらも、薔はすぐさま動き出し、

 「あ…っあ、あっ、すご…っ、きもちいい…っ、んっ、」

 両手を上げたナナの乳房は、突かれて揺れる。



 「誘うみてぇに揺らして…、そんなに嬲ってほしいのか?」

 キュッ…

 「あっあ…あああっっ!」

 双丘を愛撫されだし、またまた達して。


 「あ…っ、ひ…あっ、あんんっっ…、い…っ、きもち…いっ、」
 「やっぱ可愛いな、おまえの鳴き声…、いっぱい気持ちよくしてやるからもっと鳴けよ…」

 胸を揉みしだきながら、薔は顎から下へと舌を滑らす。
 首輪のついた白い首から、さらに下へはくちびるで痕をつけて。



 ギッ…ギッ…

 軋み止まぬソファは、体液で艶めき、

 「膨れた乳首も…赤くなっててすげえ可愛い、」

 チュクッ…

 「あぅ…っっ、」

 揉み上げられた乳房で、乳首は口で弄ばれ。



 ふと、掴まれた太股にはそっとゆびが食い込み、

 グチュッッ…

 「あああぁんっっ…」

 深奥へと引き寄せられる。

 「奥に出しても何れこっちは溢れちまうけどな、」




 グチュッ…グチュッ、ギチッ…

 「あ…っあっ、あああぁぁっ…」

 善がるナナは戦慄き、激しく絶頂を得た。

 「あああああぁぁぁっっん!」





 「……くっ!」

 ほぼ同時に、躰を反らした薔も射精を。





 ドクッ…ドクッ…!

 「は…っ、あ…ああぁっ、」

 脈打つ、熱く子宮まで、愛おしく…狂おしく。

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