※※第94話:Make Love(&Intercrural sex).40
「こけしちゃん、おはようっ!」
朝から元気よく、ナナは親友の机へと駆け寄っていきました(ここ教室)。
「あぁぁ、ナナちゃぁん、おはようぅ。」
ニコニコと返した、こけしちゃんは、
「あのねぇ、これねぇ、昨日の続きねぇぇ。」
と、何だか可愛らしいデザインのノートを、ナナへと差し出したのでした。
(うはぁ!)
続きが気になって仕方なかったナナさんは、内面でテンションが急上昇。
「待ってましたよ、こけしちゃーん!」
「エヘヘぇ。」
そして、溢れんばかりのナナのテンションが外側へも放出され始めると、
「あのねぇぇ、ナナちゃぁん、」
これでもかというくらいにっこにこと、こけしちゃんは言ったのでした。
「今回はねぇ、見事にゾーラ先生ぇが、痛い目見るからぁぁ。」
ってね。
…………こけしちゃん!?
「こっ、こけしちゃん?どうしたの?愛しの醐留権先生が、痛い目とやらを見ちゃっていいの?」
「いいのいいのぉ、愛に試練はつきものよぉぉ。」
……こけしちゃん、今日はやけに、大胆だね!
ナナのびっくり仰天は、感心へと切り替わりまして。
「ととととところでっ、こけしちゃん、今回の見所は…!?」
「あぁぁ、ナナちゃぁん、それ知りたいぃ?」
「もちろんだよ!」
乙女たちは萌えいっぱい、腐的なトークに何かしらの花を咲かせちゃったのでした。
「あのさ、薔くん、日曜日はどこで待ち合わせするの?」
「あ?」
振り向き羚亜が尋ねると、薔は不機嫌なとこ更に不機嫌になった。
はい、そんな不機嫌な彼がいつも攻められてばかりおりますこけしちゃんの妄想小説につきましては、ナナがゆっくり読み耽っている回にて描き出すこととします!
……いやしかし!
ゾーラ先生、
こけしちゃんはいたく、ご立腹ですよ!
…………たぶんね!
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