※※第93話:Make Love(&Suck).39







 ピチャッ…

 「ふぅ…っん、」

 そのままナナはソファへ押し倒され、開かれた足のあいだを舐められていた。


 「こっちも甘ぇな…」
 ソコへと顔をうずめる薔は、絶妙に舐め回し愛液を舌に絡める。


 「や…っ、あっ、イっちゃう…っ、」
 上げられたつまさきまでも、ビクビクとふるわせているとパンツは片足からも脱げ落ち、

 「あ…んっ!」

 ビクンッ――――…

 ナナは達した。



 チュプッ…クチュッ…

 しかし潮を吹こうとも、クリトリスを執拗に攻められ、

 「ああぁっっん!」

 またしても、何度かに分けての潮吹きは起きた。





 ぱたっ…

 「はぁっ、あ…っん、」
 ナナがソファの上で、ぐったりしてしまうと、

 ちゅっ

 「まだ中に出してねぇぞ?」

 濡れたくちびるをゆびと舌で拭い、薔は彼女の足を持ち上げた。











 ズンッ――――…

 「あっ…ぅんっっ!」

 スムーズに挿入されて、全身びっしょりのナナは大きく躰を反らしまずイっていた。

 「あんま締めつけて、一気に搾り取んなよ?」
 薔もまた汗に濡れ、すぐさま動き始めた。




 ヌポッ…ヌプッ…

 「あっ、ア、あ…っ、ああっ!」

 深く突かれ、ナナの喘ぎは止まらない。



 「そう…、上でも下でも、もっと聞かせてみろよ…」
 薔は少し笑うと、

 ぐっ…

 グチッッ――…ッ!

 「あああ…っ!」

 更に足を持ち上げ、奥へ向かって捩じ込んできたのだ。



 その瞬間にナナは達して、

 「く…っ、」

 収縮が増すため、薔もまた堪える。

 液はソファへ垂れて、制服もところとごろがグシャグシャだ。




 キュ…

 「ん…やぁっ、…あッ、」

 やわらかな乳房には、ゆびがしなやかに食い込み、

 「エロいな、また出てきたぞ、」

 乳首からは、じわりと母乳が滲み出た。






 ピチュッ…

 「あんっ、あ…っ、ン、っ、」

 薔は弾くようにしてそのミルクをゆびに取ると、

 ちゅっ…

 「やらしい味してんな…」

 舐めながら、腰を動かす。





 「まだちょっとしか出せねぇんだな、これならいくらでも飲めそうだが、」
 そして、薔が太股にゆびを這わせ、更に広げて屈み込むと、

 「あああぁっ…っん!」

 激しく反って、ナナはまたまた絶頂を迎えた。




 「あ…っ!」

 ほぼ同時に、薔も中へと射精して、

 ドプッ…

 液に液が放たれ、泡立つまでに混ざり合う。






 チュク――――…

 「ん…っ、」

 繋がったまま、くちびるも重ね、

 「は…っ、ぁ…ん、っ、」

 舌を切れるほどに、絡めあった。




 「もっとおまえの泣き顔が、見てぇよ…」
 「ひあっ、ン、あっ、」

 おそらくナナは意識がぶっ飛んじゃっておりますが、薔はその頬を流れ落ちる涙を、ゆびでやさしく拭うと、

 「ナナ、ごめんな?いくら泣かせても、愛しすぎて足んねぇんだ…」

 ちゅっ…

 乱れた髪を撫でながら、涙に何度もキスをしたのだった。

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