※※第67話:Make Love!(+Fall).20
プッッ…
抜いてみると否応なしに、ソコは溢れかえった。
「はぁっ、はぁっ、」
熱くつよく抱き合い、
「愛してるよ…」
「んんん…、わたしも愛してます…」
愛を囁き合う。
そして、ふと、
「ナナ、」
抱きしめて、耳元、薔は言いました。
「今度は風呂でヤるぞ。」
おおお――――――――――――っ!?
「なぜにそんなにも、元気なんですかぁーっ!?」
「愛するおまえがエロいからに、決まってんだろ?」
ぎゃお――――――――っ!
「おい、早くしねぇと、ここでもう一回すんぞ?」
「ぉぉぉおお!?」
結局、2ラウンド目はお風呂で、になりましたがね。
サァ――――――――…
生温いシャワーに打たれ、
ちゅっ…
後ろから弄られながら、肩や首筋や耳やなんかにキスをされつづけておりますので、
「んんんっ…」
ナナは堪ったものではありません。
「ここ濡らしてんのは、おまえのか?」
ツ――――――…
薔は太股にゆびを這わせ、
ズプンッ…
バスルームでは後ろからの挿入となりました。
「は…あっ、」
持ち上げられた腰から快感が突き抜けて、熱い息が濡れた鏡を曇らせていた。
その後、ベッドで3ラウンド目をしたことは言うまでもない。
悦すぎる汗をかけたこともあり、ふたりは寄り添って熟睡できたんだとさ。
この夜は、めでたしめでたし。
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