教えて、愛を。






 「え?どうやって?」
 女性とはやり方がちがうからか、純粋に話をしにきただけだったからか、漣はキョトンとした。

 「俺のケツに、おまえのちんぽ、突っ込むんだよ。」

 「そう、なんだ…、」
 この事実に、漣は息をのむ。

 「こわくなったか?」
 静かに問う咲へ、


 「ううん、はやく、咲と、ひとつに、なりたい……、」

 漣は吐息とともに囁いて、

 「僕がしたで、いいの?」

 微笑み問いかけた。




 「あぁ。そうしてくれ。」
 微笑み返す咲は、ゆっくりと腰を落とす。



 「あ……ぁっ…ん…………」
 そして、そそり屹った漣のアソコを、咥え込んでいった。

 「入っ…てる…………」
 漣はうっとりしながら、愛おしそうに咲を見つめている。




 「はあ…ぁっ…………」
 やがて入りきってしまうと、咲は汗ばみ深く息を吐いた。

 「なんか………すごい……吸いついて…くる……………」
 漣はふるえ、咲の腰に手をあてる。


 「おまえのと俺は、相性が、いいな、」
 咲もうっとりと、からだを反らし。




 「動くか。」




 腰を振りだした。







 「あん…っ………あん………………」
 激しく動く咲は、髪を振り乱して喘ぐ。

 「ん…………咲……………好き……………」
 愛を囁きあげて、漣もちゃんと腰を動かしていた。


 「あ…っ…………漣……………おまえの………動き……………すげぇ……イイ…よ………………」

 咲はせつなく瞳を閉じて、細いからだをおおきく反らす。


 「咲…………男のひとと……、エッチ、すると………すごく………キモチ…イイんだね………………」
 くびれた腰に手をあてて、あつく囁く漣。



 「あぁ……それ………言って……ほしかっ…た………………」
 乱れた髪のあいだ、濡れたくちびるはふるえる声で告げた。


 「漣……、」
 繋がったソコから、ぱちゅぱちゅと、音がしている。

 「な、に………?」
 汗を流しながら、腰を撫でる漣に、


 「あ……っ…………俺も……おまえを………愛し…たい………………」


 動きを緩めることなく、咲は振り絞った。




 「ん…………愛しあう…ん…だから…………当然……だよ……………?」
 やさしく答えを、導くように、


 「咲…………好き…………大好きで………仕方ない…の………………好き…………………」
 深く愛を注いだ漣は、激しく腰を突き上げた。




 「あああぁ…っん……………」
 ビクンとのけぞった咲は、応えて腰を動かしていた。




 「あ…っ………ん………ふ…ぁ……………」
 あまりにも淫らに、咲がからだを反らせているため、


 キュウ


 そっと手を伸ばした漣は、彼のアソコを握っていた。


 「あんっ………ばか……っ………………」
 ビクンとうねった咲だが、

 「はやく………扱け………………」

 途切れつつも、甘く囁く。


 「ん……………」
 言われた通りに漣が握って、上下に扱くと、


 「……っん…………!」


 激しく反った咲から、シャツはさらにずり落ちた。




 「すごい………咲……………硬くて…………あつくて………………愛おしい…よ…………………」
 夢中で咲と、繋がりつづける漣のうえで、


 「ああ…っん…………漣……………もっと………激しく………………」
 ほとんど全裸になった咲は、痩せたからだを過激に動かす。



 「好き……………咲…………………」
 激しさは、感度も荒々しく増して、

 「はあぁ…っん………………」
 漣の動きに応えて、咲は淫れきっていった。





 「ぁ…あん………でる…っ…………………」

 告げた咲は、からだを反らして乳首を上向きにたてる。


 「いっぱい……だして………………?」
 優しすぎる、漣の囁きのあと、


 「あぁ…っ………ああん……………!」



 射精した咲は、彼の手にぶっかけた。




 ほどなくして、

 「あああっ…………!」

 漣は咲のなかに、発射したのだった。

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