Affair.4『玩具解禁?』







 当てていると夏にとってもなかなか楽しいもので、たくさん先輩のモノを擦ってしまった。

 「俺ばっかり気持ちよくなってて…すみません」
 ドクドクとして、放ちそうに見えたが射精はまだのようで、奏多は電マを奪い取る。

 「女王様も玩具で、気持ちよくなってください…」






 ヴヴヴヴヴヴッ――…

 「あ…っ!?やだ…っ、やだああ…っ、離して…っ!」
 初体験の次に玩具使用なんて、自分はいったいどんな過ちを犯したのかと夏は人生を省みたかったがそんなわけにもいかなかった。
 乳首に電マを当てられて、堪らなく気持ちがいい。

 「でも……声はすごく気持ちよさそうですけど」
 やけにヌルヌルしているのは先走る彼のモノをたくさん擦った後だからで、滑らかに電マは夏の胸元を動いていった。

 「あっ…あっ、やめ…っ、せんぱ…っ、あ…あっん」
 乳首はどっちも湿って、膨れてじんじんしてくる。
 感じる夏はじわじわと愛液を溢れさしてゆく。

 「良かった、ちゃんと濡れてひくひくしてます」
 乳房を愛撫してから、奏多は夏の脚を開かせ秘部へと電マを滑らせた。
 彼はこれこそが、言葉責めなのだと気づいていないのか?
 そもそも、女王様と崇められている夏は一度も先輩に言葉責めをしたことがない。

 「え…っ!?そこは…っ、あっ…あああっ、やああ…っん」
 振動をする玩具はクリトリスを細かく揺さぶり、夏は初めての感覚におかしくなりそうだった。
 どう考えても、女王様とドMではない……主従関係は逆だろう。

 「つまさきまで震わせて…そんなに感じてくれてるんですか?」
 愛液を跳ねさせながら滑る玩具は、入り口へと当てられ中までびりびりと振動は伝わりきて、

 「あぐ…っっ!」

 夏は達してしまった。
 先輩の言う通り、つまさきまでビクビクとふるえている。



 「女王様の蜜、蕩けそうです、舐めたい……ここ……」
 振動を止めることなく玩具を放った奏多は、ソコへと吸いついた。

 …ッ…ジュプッ――…

 「……っあっ、ひっ…う」
 ヌルヌルして膨らんだクリトリスを吸われて、入り口も舌で拡げられる。
 「いい匂い、してますね……それに、甘い……」
 舐めながら奏多は吐息でも蜜に触れて、下を脱いでいった。

 夏は何となく思った、ドMだという奈美ちゃん先生と蕪木先輩はきっと相性が良かったのだろうと。
 藤堂先輩が本気で自分のことを好きで、自分も藤堂先輩を本気で好きになれたらもっとノーマルな何やかんやが出来ていただろうと。

 やはり面食いが仇となったのだ、今日ばっかりはとばっちりかもしれないが恨みます、生んでくれてありがとうのはずのお母さんよ。

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