魅惑と誘惑の蜜
「はぁぁ、一気に書いちゃったぁぁ。」
こけしちゃんはマイルームにて、おっとりと背伸びをした。
…はい、いつもと違うテイストのボーイズラブから始まりましたが、
この物語のジャンルはエッチなティーンズラブ、
それすなわちノーマルラブなんでございます!
「あぁぁ、鬼畜って素敵ぃぃ…」
こけしちゃんはうっとりと、ちょい天井を見上げると、
「たまにはぁ、ゾーラ先生ぇにぃ、鬼畜に攻めてほしいなぁぁ。」
秘めていたある想いを、呟いたのでした。
「薔くぅんをぉぉ…」
…………自分じゃないんだ。
「あたしはぁ、鬼畜大好きだけどぉ、自分が被るのはまっぴらごめんだからぁぁ、」
こけしちゃんはニコニコと、秘めたる想いをつづけます。
「薔くぅんを鬼畜に攻めてほしいなぁぁ、ゾーラ先生ぇに似合いすぎるしぃ、ナナちゃぁんも何気に悦ぶと思うしぃぃ。」
…――――こけしちゃーん!
「そしたらぁぁ、100万年は持つかもぉぉ…」
こけしちゃんはたいそううっとりと、ピンク色のほっぺに両手を当てますと、
「あぁぁ、続き書こうぅぅ。」
にっこにこと執筆活動に、再び取りかかったのだった。
「まずぅ、このシチュがあり得ない感じだけどぉ、そこがまた萌えるのよねぇぇ。」
……いや、こけし姉さん、今だといささかあり得るから困る(※あり得ないだろ)。
……さぁ、まずはこけしちゃんの、腐的な願望からいっちゃいました!
今回はこんな感じで、いくつかの秘めたる想いをこっそり明らかにしていこうと思います!
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