飼われたがりの彼女
私は彼にただ、飼われたがっている。
ナイトテーブルの上にいくつか転がった、媚薬の瓶。
甘い匂いをまだ仄かに漂わせている。
黒い首輪とベッドを繋げる鎖が、ジャラリと音を立てる。
ヴヴヴヴヴッ――――…
「はっあ…っあっ、あんっ、あ…っあっんっ」
媚薬を継続して飲まされ、いつもみたいに淫らにされた私のヴァギナにはローターが入れられ、アナルにはプラグを差し込まれていた。
嬌声と振動音がひっきりなしに彼の寝室へと響いて、私は背中で両手を拘束された状態で堪らずにまたイキそうになり、垂れ流す愛液でびしょびしょになったシーツをつまさきで乱した。
「あああっっ!」
汗だくの躰を反らし、達してしまうと、乳首が赤くピンと起った白い乳房が揺らめく。
「ああんっ…あっ、あっ、もっとぉ…っ、あ…あっっ」
玩具を、自らの収縮で吸い寄せる。
乱れた髪が艶めくくちびるに張り付き、乱れた息づかいがそれをふっと剥がさせた。
意識なんてとうに朦朧として、理性なんてどこにあるのか見失っていた。
私は彼に執拗に、飼われたがっている、だから彼の言うことなら何でも聞けるし、好きなだけ淫れてあげることもできる。
「玩具咥えてぐちゃぐちゃになった厭らしいとこ……脚開いてこっちによく見せろよ」
くすくすと愉しげに笑って、椅子に腰掛けた彼は私を動画で撮影していた。
「ん…っあっ、は…っ」
私はカメラが少し隠していれども釘付けにさせるほど美しい彼の、言いなりになる。
玩具に感じすぎて濡れ濡れになった二つの穴を、脚を開いて彼に見せつけた。
同時に、私が玩具で刺激され、喘ぎ善がる様は一段と淫れてカメラに収められてゆく。
ヴヴッ…ビチャッ――…
「はっ…はあっあっ、ん…っ、あっあっあ…あっ、ああっんっ」
玩具は穴の中をブルブルと揺さぶりながら、時にいやらしい汁を振動により飛び散らせた。
「あんま汚されっと、困るんだよな、これ俺のベッドだし」
まったく困っている様子も見せずに、彼は口にした。
私は彼の言葉や、レンズ越しの視線にも愛撫されているような感覚に襲われ、またしても達していた。
「あああっっ!」
湿った鎖が濡れた肌を滑り、跳ねた躰では乳房が大きく揺れ動いた。
「あん…っあっ、あ…っっ」
ヴァギナもアナルも玩具を吸い寄せ、存分にアソコを濡らしてゆくばかりだった。
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