性教育セックス―訓戒の落とし穴―
私は先輩と時間が許す限りセックスをするという、淫らな欲望に満たされた生活を送っていた。
今日も学校で先輩とずっとセックスをしていた。
学校側の定めにより、校内でも放課後も、先輩以外の男子生徒に犯されることはなかった。このままずっと先輩だけと、セックスをしていればいいのだと私は信じていた。
ただ、私の体は、セックスの虜になることでどんどん淫乱になっていった。
帰り道の電車で、痴漢に遭った。
スカート越しにお尻を撫でられ、困惑する。先日、先輩と痴漢プレイをした気の緩みから、私は制服を着替えて帰るのを忘れていた。
スカートごと掴まれたお尻は執拗に揉まれ、愛撫される。こんなこと、先輩以外の人としてはいけないことだった。
「あの……やめてください……」
小さな声で、私は振り絞る。なぜこの制服を着ているのに先輩以外の人から痴漢行為を受けなければならないのか、初めは意味がわからなかった。
相手に止める気配はなく、今度はスカートが捲られ、パンツ越しにお尻を撫でられた。
「やめてください……お願いです……」
痴漢だと周りに暴くこともやむを得ないと思い、私はもう一度訴えた。
「何で?こういうことされるの好きなんでしょ?」
すると相手は後ろから、微かに笑って答えた。声色からして、年は離れていないと確信する。
パンツを撫でた手は前に回り込み、アソコをさすった。
確かに、こういうことをされるのは大好きだった。でもそれは相手が先輩だからで……。
そう考えている私のアソコは、濡れていた。
擦られるパンツの感触でわかる、ヌルヌルになっている。
「いや……」
腰を逃がそうとした私は下を見て、愕然とした。
パンツを撫でている手は、同じ学校の制服を着ていた。ブレザーの質感やボタンが物語っている。
まさか、処罰を覚悟の上で、私に手を出してきたのだろうか。
くちゅくちゅっ…ぬぐっ…
じわじわと濡れてゆくアソコは丹念に愛撫されている。
「あっ……」
私は思わず声を上げてしまった。
相手が同じ学校の生徒なら、これは伝統の行為として誰にも問題視されないだろう。公然と痴漢が行われていても、誰もおかしなことだと気づいてはくれないだろう。
けれど、この男の子は処罰を受けるのだから、今日だけ我慢をすればいいのだと私は不意に考えた。
逃げることは不可能だった、でも一度だけなら……と、自分に言い聞かせた。
「あの学校、今年の子はすごくエッチだって、みんな言ってるよ?だから、君とこういうことしたくて、この制服ネットで買ったんだよね」
次の瞬間、男の子は私の考えを打ち砕いた。
彼は、同じ学校の生徒ではなかったのだ。
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