※※第３６１話:Make Love(&Cross).220

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　溢れ出す蜜を、吸い上げられ、舐め取られる音が鮮やかで淫らだった。

　｢んああっっ！｣
　イけてしまったナナは深く膣に舌を入れられ、中を舐め回される。

　｢あっっ!?あっあっ…んっあっ、ダ…メっ、あ…っ、薔ぅ…っ、｣
　いっぱいアソコを舐められて、気持ちよすぎて彼女は甘い熱に浮かされていた。
　｢これが？｣
　ダメではないとわかりきっている薔はわざと確認するために、深くへ舌を入れて、蜜を吸って舐め上げた。

　｢ああ――――――――…っっ、っあ…っあああっっ、｣
　ビクンビクンとしなり、彼の舌の動きを感じ取る。
　｢ん……｣
　薔はなめらかに舌を捩じ込ませて、抜き差しをした。
　おまけにゆびでクリトリスを拡げ、優しく弾くようにさすった。

　｢あああ…っっ！｣
　達したナナはラビアがすごく熱くなり、彼はスムーズに舌を抜いた。
　次の瞬間、潮吹きが起こった。
　自分で操れるものでもなく、ソファをびしょびしょにしてしまう。


　｢次はどうする？……ナナ……｣
　脚を撫でた薔はもったいぶった手つきで、ぐしょぐしょに濡れたパンツを脱がしていった。
　息を荒らげるナナは、このくちびるを使って彼にもたくさん気持ちよくなって欲しくなる。
　｢わかってるみてぇだな……｣
　悪戯めいた微笑みとくちづけが落とされ、彼女を抱き上げる前に彼はボトムスを脱いだ。









　ソファが軋り、彼と向きあったナナはまた彼に見下ろされる。

　｢ん…っ、ふ…っ、｣
　大胆にさすって、口に含むと興奮した。
　なじられるのが大好きな彼女は、舐めているだけでイけそうになる。
　｢欲しがってるくせに……健気なんだよな、この眺めは……｣
　髪を整えるようゆっくりあたまを撫でて、薔は色っぽく笑った。

　｢すげえ興奮する……｣
　彼が感じると髪がさらりと揺れて、その妖美さが、ますます彼女の興奮も掻き立てる。



　ジュプｯ、ジュプｯ…グポｯ…

　素早く口を動かして吸い上げ、唾液で彼を濡らしていった。

　｢んうっ…んっ、んん…っ、｣
　夢中になる行為は濃密で、激しくなった。
　彼の鼓動を舌全体で味わい、堪能している。
　｢……っ、｣
　ふと、背もたれにゆびを立てた薔はすごく感じた様子で、息を呑んだ。
　彼を見ていたナナは堪らなくなった。

　｢んんん…っっ！｣
　咥えたまま達して、腰をくねらせる。
　そして噎せそうになり、思わず口を放した。

　噎せることは構わないのになぜ口を放してしまったのかわからず、再び咥えようとした彼女はぐいと顎を持ち上げられた。

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