※※第３５９話:Make Love(&Acme).218

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　｢あっっ！あ…っあっああ――――――…っっ、｣
　恥ずかしい格好でアソコを舐められ、ナナは何度もイけてしまった。
　優越感に浸れなくても良かった、彼女の悦楽なら彼が熟知している。


　…ｯ…ヌプンッｯ…

　スムーズに舌が抜けて、膣が一気に狭まる。

　｢やらしい腰づかいも相俟ってすげえいい眺めだな……｣
　薔はふっと笑うと、舌でクリトリスを突っついた。
　｢ああ…っあっっ、あんん…っ、｣
　またイけてしまいそうなナナは腰を揺らめかせている。
　彼の声までヴァギナを愛撫しているようで、奥まで伝わるから気持ちがよすぎた。
　よく倒れずにここまできたものだが、欲しがる心はとても強靭なものでもあるのだ。
　快楽に貪りつくことには、抗えない。


　｢あっっ…あああっ、｣
　ぶるりとふるえたナナは躰を反らした。
　その腰へと、なめらかにゆびを這わせて薔は囁きかけた。

　｢なあ、そろそろ挿れるか？｣

　囁かれると否応なしに、ナナは導かれた。
　たっぷりと見せつけたソコで、彼を目一杯嵌めることにした。







　ズプッｯ――――――…！

　潤滑は非常に良くなっており、腰を落とすと驚くほどずっぽりと深く挿入できた。
　こんなに大きなモノがこんなに狭い中に挿ってしまったのかと思うと昂り、ナナは自然と腰を振りだしていた。

　｢あっあっっ…ああっっ！｣
　膣はきつく締まり、彼女は絶頂を得る。
　｢さっき自分で揉んでただろ？｣
　イっている最中にも躊躇うことなく、薔は彼女のトップスを捲り上げ、ブラジャーを外した。
　乳首がコリコリに膨れ上がった乳房が、剥き出しになる。

　｢エロいよな……気持ちよかったか？｣
　迫り出した乳首をゆびで摘まみ、彼は優しいが執拗な手つきでこねくり回した。
　｢あ…っ!?ああっ…っ!?あんっ…あああああっっ！｣
　胸も堪らなく気持ちよくなるナナは弓なりに躰を反らし、絶頂となる。
　結合部からはひっきりなしに淫音が聞こえてくる。

　自分の中を、彼が突き上げる様はナナには感覚でしかわからなかった、でも、薔にはよく見えてしまっている。
　そのことが嬉しくて恥ずかしくて、収縮が止まらない。


　｢いきなりスローにすんなよ……｣
　彼女が細やかにふるえていると、乳房を揉みしだきながら薔が奥を突き上げた。
　彼も途中でゆっくりにされると焦れるため、反動で激しくした。

　｢あっっ！あっあっあんっあっ…はっあっ、んっああっあ…っっ！｣
　髪を振り乱し、ナナは立て続けに絶頂を得た。
　ヌルヌルになったクリトリスも彼と擦れあうくらいに、腰を擦りつけていた。

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