※※第28話:Make Love!.1






 「はあっ…………はあ…っ…………………」
 ふたりして、激しく息をしていたが、

 「おまえんナカは、最高だな……」

 そっと薔は囁いて、破けないように、抜きました。
 時間をかけて焦らずやさしくやったので、ナナは出血しませんでした。



 まだ瞳を閉じ、激しく息をしているナナから離れはしなかったが、彼はちゃんと付けてたものを、処理しました。




 そして、ハダカでぐったりするナナをやさしく抱きしめて、甘くキスを落としていった。
 ナナも身を任せるのではなく、薔の背中に両手をまわして、つよく抱きついた。


 あつく抱きあって、しばし深いキスを交わしていた。








 しばらくして。

 カッコはそのまんま、ふたりして毛布を被っており、ひどく近くで向かい合って、薔はナナのあたまを腕枕しながら、やさしく撫でておりました。


 「あ、あの………」
 「ん?」
 信じられないくらいの激しい出来事に、ナナはドキドキしまくっているが、

 「ご報告、します、」

 ひとつの真実を、告げました。



 「ヴァンパイアは、あの、その、赤ちゃん、できないん、です………!」



 と。





 「ふーん、」
 動じてない薔は、ずっと体勢も動きもそのまんまで、




 「なら、いくらでも中出しできるな。」




 落ち着き払い、言いました。





 …あれ?
 言わないほうが、よかったのかな?

 ナナはちょっとだけ、こう思ったとさ。






 ほどなくして、別々にシャワーを浴びたふたりは、いつも一緒に寝てるときのカッコで、寄り添って眠りに就いたのでした。







 さて、この夜は金曜日なんだけど、月曜日まで、どうなるんだろ?

 土曜日と、日曜日!










  MAKE LOVE!!!!!!

    …as expected!!

[ 304/550 ]

[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]


戻る