ヨウ
幼少期に妖姫に拾われて育てられた。
がさつで男勝り。女扱いされることを嫌がる。
剣術を身に付けていて、小刀を帯刀している。
昼寝と食べ物が好き。説教と勉学が嫌い。
「ヨウ」は字であり、諱は「陽炎」
名付け親は妖姫で、「陽炎」と呼ぶのは妖姫だけ。（二人きりの時限定）
実は人間だが、本人を含めた妖姫以外の者は妖怪だと認識している。
左利き

妖姫
妖怪世界の長であり、ヨウの育て親。
武士のような喋り方をする女性。
以前、人間界で暮らしていたことがあり、人間と妖怪の共存を願っている。
様々な妖術を扱える。
お茶が好き。
諱は「梢」だが、それを知るものはいない。

焔
妖姫に仕えている狐の妖怪。男。
主な仕事は役所仕事のような政が多い。
運動よりも資料整理が得意。
ヨウとはよく言い争いをしているが、彼の方が上手。
なんだかんだで仲はいいように見える。（本人らは否定）
諱は不明。

千鳥
声を持たない幼い人間の少女。
人間界で暮らしていたが居場所がなく、焔に連れられて妖怪世界にやってきた。
健気で素直な優しい子。
年齢よりも落ち着きがあるが、妖怪世界に来てからは少しずつ甘えることを覚えたりと子供らしい可愛さを出せるようになった。
ヨウに可愛がられており、自身もヨウを姉のように慕っている。
最近は、焔に文字を教わっており、少しずつ筆談ができるようになってきた。

鬼
妖姫に仕えている（？）妖怪。男。
少年の姿をしており、面を被っている。
自称「外交官」で、ふらっとどこかに行っては外国土産を持って戻ってきたりしている。
どんな国の言語でも扱えるらしい。
ヨウが好きだが、全く相手にされていない。
金色の髪をしている。
諱は不明。

シシ
妖姫に仕えている妖怪。性別不詳。
頭に二本の鹿角を持ち、優しげで中性的な雰囲気を纏っている。
妖姫と同等の位を持つらしいが、
上に立つのは好まないらしく今の立ち位置を気に入っている。
主に人間の世界にいる妖怪を見つけて、妖怪の世界に連れてくるという仕事をしている。
穏やかな笑みからは想像もできないような剣の腕前を持っており、ヨウの師匠でもある。
諱は不明。


戻