名前呼び










可恋「砂月ー!さーつきーーー!!!!」

砂月「っせーな。何だよ」

   俺の女はしょっちゅう名前を呼ぶ。

   鬱陶しいくらいに。

   それがたまらなくうざくなる時もあれば―嬉しい時もある。

   例えば………そう、



可恋「んぁあっ!!さ、つき…砂月ぃっ………!!!」

   鳴いてるときとか。

砂月「何だよ、もうイっちまうのか?」

可恋「っ!!イ、かないもんっ……!!!!」

砂月「ふーん?」

可恋「え?…あっ、指増やさないでぇっ!!!あぁあっ!!」

砂月「さっさとイケよ、ド変態」

可恋「あああっ!!!砂月、さつきぃっ!!んぁああっ!!!」

砂月「…俺の名前どんだけ呼ぶんだよ。ここにいるって」

可恋「だ…だって…呼びたいんだもん」

砂月「へぇ…じゃあもっと呼ばせてやろうか」

   そう言った瞬間、俺はずんっと可恋の中に挿入した。

可恋「ひゃああっ!!!!」

砂月「もうイったのかよ?」

可恋「んっ、ふ……あぅっ!砂月、激しっ………!!!!」

砂月「そ?じゃぁ遅くしてやろうか?」

可恋「っっ!!!い、嫌っ!!それは嫌なのぉっ!!!」

砂月「……ド変態だな。いやらしい女」

可恋「ああぁっ!!!も、きもちっ……あぁあ、んぁああ!!」

砂月「何自分で腰振ってんだよ……くそっ、中に出すからなっ!!!」

可恋「いっぱいちょうだいっ!!砂月、さつきぃっ!あっ、ひゃあぁんっ!!」

砂月「っ…!!!」

   可恋の中で果てる。

可恋「…はぁ、砂月……」

砂月「…何だよ」

可恋「好き」

砂月「…そこは普通に、『愛してる』でいいだろ」

可恋「じゃあ愛してる」

砂月「…俺も」

可恋「ふふっ、さーつきっ、砂月っ」

砂月「…何回も呼ぶな」






   俺はそんな可恋が好き。







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うはぁ、何だこれは。笑










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