「ああ、どれを坂田は喜ぶだろう」
複数プレイ、小スカ、野外あり。




 坂田に、見つかってしまった。


 あれから殆ど毎日、男たちに抱かれていた。
 昼間は普通に勤務して、夜になるとその場所に行く。

「小便しろ。ここで」

 外で下穿きを剥ぎとられ、自分で下半身を晒すように命じられた。
 六人が見守る中、俺は言われたとおり、下半身を捲る。
 シャー、と排泄するときの快感と、見られることへの興奮。
 坂田、ほんとうに俺は、立派な変態だ。
 排泄を見られて、勃起するほどの。

 もし、もう一度抱いてくれたら。

 おまえを喜ばせられるだろうか。

「全員フェラでイかせられたら、部屋に連れてってやるよ」

 六人の陰茎を頬張る。
 坂田はイイところを教えてくれなかったけれど、刺激するとあの大きな陰茎がよけい張り詰めるところがあった。
 この男たちは、イイところを教えてくれる。

「筋んとこ、舌尖らせて……」
「んちゅ、は、む」
「あーそれいいわ。もっと吸えよ」
「んく、んく、」
「玉袋舐めてくんね?」
「ちゅ、んぱ、ちゅう」
「そうそう。おちんぽ美味しいって言え」
「んぐ、んは、おひんぽ、おいひい、れふ……」
「根元扱けよ。先っぽに舌入れろ」
「んふーっ、ん、んぐ」
「やべえ、ションベン出そう。口離すなよ」
「ん……んぐ、んく、んぐ」


 ああ、どれを坂田は喜ぶだろう。
 全部するのに。
 なんでも、するのに。

 我慢できなくなったらしい男たちは、そのまま部屋には行かず外で次々と俺を犯した。腹の中も、口も、髪の上から、顔へ胸へ腹へ、精液が注がれる。

 できるだけ清めて帰ったつもりだったが、近藤さんは怪しんだ。

「どうした?」
「……なに、」
「ずいぶん疲れてるし。最近夜いないだろ」
「いや……」
「あの、気ィ悪くすんなよ? なんつーか……男臭え?みたいな」
「!?」
「イヤまさかな、トシから加齢臭とかないよな!? ごめん変なこと言って、でも少し気を付けろよ!」


 バレてる。
 あの鈍感な近藤さんが言ってくるんだ、よっぽどだろう。そういえば総悟なんぞ最近寄り付かない。

 どうしよう。
 坂田を喜ばせたいのに、さかたはいないのに、サカタノオオキイノホシイノニ

 その夜は三人だった。

 フェラしている奴に乳首を摘まんでほしいとねだれば、捻って捩り上げてくれた。

「んんんーーッ、んっ、んっ、」
「うわあ痛いの好きなの。気持ち悪い」
「じゃあこっちもしてやるよ。ちんぽもな」
「んーーー!? ん、ん、んーーッ!!」
「おー締まるわ。イきそうだ」

 中に熱いモノが放たれる。
 ほとんど同時に口から男のモノが引き抜かれ、顔に精液が振りかかった。

「あっ、あ、のみた……」

「あのさぁ。それ、俺んなんだけど」


 なん、て……?


『俺のなんだけど』





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