5 「ああ、どれを坂田は喜ぶだろう」 *複数プレイ、小スカ、野外あり。 坂田に、見つかってしまった。 あれから殆ど毎日、男たちに抱かれていた。 昼間は普通に勤務して、夜になるとその場所に行く。 「小便しろ。ここで」 外で下穿きを剥ぎとられ、自分で下半身を晒すように命じられた。 六人が見守る中、俺は言われたとおり、下半身を捲る。 シャー、と排泄するときの快感と、見られることへの興奮。 坂田、ほんとうに俺は、立派な変態だ。 排泄を見られて、勃起するほどの。 もし、もう一度抱いてくれたら。 おまえを喜ばせられるだろうか。 「全員フェラでイかせられたら、部屋に連れてってやるよ」 六人の陰茎を頬張る。 坂田はイイところを教えてくれなかったけれど、刺激するとあの大きな陰茎がよけい張り詰めるところがあった。 この男たちは、イイところを教えてくれる。 「筋んとこ、舌尖らせて……」 「んちゅ、は、む」 「あーそれいいわ。もっと吸えよ」 「んく、んく、」 「玉袋舐めてくんね?」 「ちゅ、んぱ、ちゅう」 「そうそう。おちんぽ美味しいって言え」 「んぐ、んは、おひんぽ、おいひい、れふ……」 「根元扱けよ。先っぽに舌入れろ」 「んふーっ、ん、んぐ」 「やべえ、ションベン出そう。口離すなよ」 「ん……んぐ、んく、んぐ」 ああ、どれを坂田は喜ぶだろう。 全部するのに。 なんでも、するのに。 我慢できなくなったらしい男たちは、そのまま部屋には行かず外で次々と俺を犯した。腹の中も、口も、髪の上から、顔へ胸へ腹へ、精液が注がれる。 できるだけ清めて帰ったつもりだったが、近藤さんは怪しんだ。 「どうした?」 「……なに、」 「ずいぶん疲れてるし。最近夜いないだろ」 「いや……」 「あの、気ィ悪くすんなよ? なんつーか……男臭え?みたいな」 「!?」 「イヤまさかな、トシから加齢臭とかないよな!? ごめん変なこと言って、でも少し気を付けろよ!」 バレてる。 あの鈍感な近藤さんが言ってくるんだ、よっぽどだろう。そういえば総悟なんぞ最近寄り付かない。 どうしよう。 坂田を喜ばせたいのに、さかたはいないのに、サカタノオオキイノホシイノニ その夜は三人だった。 フェラしている奴に乳首を摘まんでほしいとねだれば、捻って捩り上げてくれた。 「んんんーーッ、んっ、んっ、」 「うわあ痛いの好きなの。気持ち悪い」 「じゃあこっちもしてやるよ。ちんぽもな」 「んーーー!? ん、ん、んーーッ!!」 「おー締まるわ。イきそうだ」 中に熱いモノが放たれる。 ほとんど同時に口から男のモノが引き抜かれ、顔に精液が振りかかった。 「あっ、あ、のみた……」 「あのさぁ。それ、俺んなんだけど」 なん、て……? 『俺のなんだけど』 章一覧へ TOPへ |