GM(百瀬):
ハローハロー。
PC1(麥):
おはよ〜〜〜。げんき。
GM:
わたしもげんき。それではげんきに取り調べに行ってもいいかな〜??
PC1:
いいとも〜!
GM:
ヒュ〜! それではインセイン 「取調室」始めていきま〜す!
導入フェイズ マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC1 |
GM:
それでは、軽く導入から。
PC1:
わあい!
GM:
……先程まで手錠がかけられていた手首、腰に巻かれた細い縄。物の少ない、簡素な一室。
あなたは、自分がどうやってここまで来たのか、その記憶すら薄らいでいる。
事務机を挟み、あなたの向かいに座った無表情な男が、口を開く。
| ……それでは、取り調べを始めます。 まず、あなたには黙秘権があります。自分の不利になることは――
|
GM:
この男は、何度この台詞を口にしてきたのだろう。口調こそ丁寧だが、言葉の端々には確かな威圧感があった。
てことで、サクッと《脅す》で恐怖判定お願いしま〜す!
PC1:
さくっと開幕恐怖判定か〜い!
恐怖判定 指定特技:《脅す》 2D6≧7 → 2,1 = 3 [失敗] |
PC1:
ええ……(困惑)
GM:
低い……では狂気カードをどうぞ!
PC1:
やった〜(白目) 確認しました!
GM:
捜査官の威圧感に耐えられなかったということで……。何かやりたいことや質問などあったらどうぞ!
| ……っ、はい……。
|
PC1:
とりあえず膝の上で拳を握りしめて、俯いて目を泳がせてる。
部屋の中には何かめぼしいものとかある? 机以外に。窓とか。(土曜ワイド劇場並の知識な取調室しか想像出来ていない人間)
GM:
そうだね、机以外は特に何もないです。武器になるような物を置かないようにするためでしょうね。土曜ワイド劇場並のイメージでオッケーだと思います!
PC1:
なるほど。捜査官は一人だよね?
GM:
一人だね。机を挟んで扉側の方に座っています。
PC1:
おっけー! あとは浮かんだらその都度質問します。
GM:
はいはい! いつでもどうぞ!
| ……まあ、黙秘権とは言いますがね。あなたが何か話してくれない限り、私もここからは出られないんですよ。 良いお話が聞けることを、期待していますよ。
|
GM:
そう冷たく言い放ち、捜査官の男はあなたが話すのを待ち始めます。
PC1:
取り調べろよ!
GM:
無言で威圧してくるタイプだね! 向かいに座ってるだけで威圧感というか、緊張感を生み出すような雰囲気があります。多分ベテランなんだなって感じ。
ではまあそんなところでメインフェイズに参りましょう! 今回のリミットは最大5サイクルとなっております。
PC1:
ひえ……そりゃ恐怖判定もするわ……。最大。はいはい。
GM:
最大です。ではハンドアウトを公開します。
HO:凶器
□概要 発見された遺体は、全身に刃物で刺した傷があった。
|
HO:動機
□概要 犯行に及んだなら、動機があるはずだ。
|
GM:
こちら2つです。どちらも改めて思い出さないといけないくらいに、あなたの記憶には靄がかかっています。
PC1:
ん〜〜ふむ。
GM:
そして、あなた自身のことも確認しておきましょうか。
| PC1:寿永合歓 PL:麥 性別:女 年齢:27 職業:恋愛小説作家 生命力:6 正気度:6 好奇心:情動 恐怖心:《殴打》 特技:《憂い》《愛》《芸術》《整理》《教養》《夢》 アビリティ:【基本攻撃】【戦場移動】【大胆】【嘆願】 アイテム:鎮痛剤、お守り
|
|
HO:PC1(寿永合歓)
□概要 あなたは、恋人と同棲していた。 関係も良好で、毎日仲良く過ごしていたのだが、ある日恋人が死んでしまった。 あまりに突然のことで、悲しめばいいのか、怒ればいいのか、どうすればいいのかわからない。 しかも、なんと自分は容疑者らしい。 あなたの【使命】は、この状況から逃れることだ。
|
HO:PC1(寿永合歓)
■秘密 実はあなたは、恋人を殺害した。 しかし、ショックのせいか記憶が曖昧で、殺害方法はおろか動機すらも覚えていない。大切な人を殺してしまったらしい、ということだけが脳裏にこびりついている。 愛する人を殺したならば、罪は償いたいが、何も覚えていないまま捕まるのも納得がいかない。全てを思い出すまでは、容疑を否認した方が良いかもしれない。 あなたの【本当の使命】は、自分が恋人を殺したという確証を得ることだ。
|
メインフェイズ 第1サイクル 第1シーン シーンプレイヤー:PC1 |
GM:
それでは! 質問やゾーキング、RP等はいつでもどうぞ!
PC1→寿永合歓:
はーい! がんばるぜ。
| ……、あの……。 彼の、……遺体、は……今、どうなっているんでしょうか。
|
| ……今は安置されているんじゃないでしょうか。……発見時にあの状態でしたからねぇ……。
|
| ……そ、うですか……安置……。
|
寿永合歓:
んじゃあこう、捜査官の言葉で彼の遺体を思い出そうとしてみるけど。その凄惨な姿に何となくまだ夢心地で、本当にこの手が彼を殺したのか? あの姿にしたのか? ということで、《夢》で凶器を調べたい。
GM:
良いですね! どうぞ!
寿永合歓:
やったあ。
調査判定 指定特技:《夢》 2D6≧5 → 4,5 = 9 [成功] |
寿永合歓:
よし……。
GM:
低くない……では夢心地の中、あなたは確かな記憶を一つ手繰り寄せます。
HO:凶器
□概要 発見された遺体は、全身に刃物で刺した傷があった。
|
HO:凶器
■秘密 ショック:なし あなたは、恋人の身体に刃物を突き立てた。 こんなことになってしまったのなら、こうすることでしか、もう救われないと思ったのだ。 使った刃物は、確か……キッチンにあった中で、一番大きな包丁だったはずだ。
|
寿永合歓:
肉切り包丁とかかな。
GM:
でけえな。
寿永合歓:
言ってから一般家庭にあるか……? と思った。
GM:
本格的なお料理を楽しむご家庭ですね……。
| ……その。 彼の、傷の鑑定結果、とか……訊いても、いいものでしょうか……。 あたし、何も……分からないんです。容疑って言ったって、彼を……殺、した、覚えなんて、そんなの、
|
| ……私としては、別に話しても構わないと思うのですがね。あまり余計なことを喋るなと、うるさく言われてしまうんですよ。
|
GM:
と、冷たい目で見据えながら答えます。あなたのことを犯人だと断じて疑わない視線です。
| っ……っ、
|
寿永合歓:
ひえ〜〜こわいよ〜〜>< って完全に萎縮して目を逸らす。この記憶が正しいのか確認させてほしいんですけどお! もう!
GM:
><……。あ、あとハンドアウトが追加で1つ公開になります。
寿永合歓:
あっわーい!
HO:方法
□概要 あなたは、恋人を包丁で刺したようだ。 詳しい状況は、どうだっただろう。
|
GM:
犯行方法ですね。
寿永合歓:
ほむ……ん〜〜捜査官に心理学振りてえ〜〜。これはインセインです。
GM:
ww 振れないね! まあ、あくまであなたに喋らせたい姿勢のようです。
寿永合歓:
くそお! 誘導尋問とかしろ!(?)
GM:
新しい文句だ……。他になければ流れるように2サイクル目に行って大丈夫ですよ!
寿永合歓:
んじゃあ凶器の在処を思い出したので。当時それを手に取って自分がどういう行動に至ったのか、そのときの状況を順繰りに《整理》したいな。方法を調べる。
GM:
記憶の整理だ。どうぞ〜!
寿永合歓:
いつもの。
調査判定 指定特技:《整理》 2D6≧5 → 4,5 = 9 [成功] |
寿永合歓:
ウフフ! 出目がさっきと同じ!
GM:
では、記憶の整理に成功したあなたは、当時のこんな状況を思い出します。
HO:方法
□概要 あなたは、恋人を包丁で刺したようだ。 詳しい状況は、どうだっただろう。
|
HO:方法
■秘密 ショック:なし あなたは、恋人を引きずり倒して馬乗りになると、迷わず包丁を振り下ろした。 そしてあの人も、それを受け入れるかのように……。そうだ、あの人は、あなたに抵抗することはなかった。 倒れ伏したまま、完全に無抵抗だったのだ。
|
寿永合歓:
ええ〜……しんどくなってきました。
GM:
ピンと思い出しましたね……。
| ……な、んで……?
|
寿永合歓:
無意識に呟いてから、向かいから刺すように見てくる捜査官のことを思い出してはっと口を押さえる。
GM:
狼狽えるあなたの様子はばっちりと見て取られましたね。冷たい視線を感じることでしょう。
| 何か、話して頂ける気にはなったでしょうか。
|
| っ……ちが、だって……っ、あたし、と彼の間に、そんな、 あたしは彼が好きで、あたしの自惚れじゃなければっ、彼もあたしのことが好きで! こんな、こんな風になるようなことは何もっ、……何も……!
|
寿永合歓:
《愛》し合っていたはずなのにどうして? ということで、流れるように動機を、思い出し、たい、なあ。自分の中だけの衝動ならともかく、彼が抵抗しなかったのが恐ろしくて仕方ない。寿永的に。
GM:
あ、ごめん。その前にちょっとマスターシーン挟ませて。
寿永合歓:
おっはいはい!
マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC1 |
GM:
声を荒げるあなたに、捜査官は慣れたように口を挟みます。
| ……落ち着いてください、寿永さん……私はね、この部屋に居さえすれば、あなたのことなんて手に取る様に分かってしまうんです。 焦らなくても、あなたのことはしっかりと調べてあげますよ。
|
GM:
そう言って男はね、あなたの【秘密】を調べます。
寿永合歓:
やだこいつ!(本音)
GM:
本音が……残念ながら強制的に抜かれてしまいますね。
そうすると、男ははっとしたような顔をしたかと思えば、一瞬だけ、あなたを哀れむような表情を見せました。
と、いうことで新しいハンドアウト公開で〜すいえ〜い。
HO:捜査官の男
□概要 如何にも冷徹な捜査官といった印象を受けるが、先程少しだけ、人間の表情を見せた。
|
寿永合歓:
イエ〜イ!
GM:
先程の処理はまだしていないので、これらも踏まえて新しい行動をどうぞ〜!
寿永合歓:
え〜〜どうしよ……気になる……でもとりあえず動機を思い出しておきたい……。
GM:
《愛》かな? オッケーですぞ!
寿永合歓:
愛なのだ!
調査判定 指定特技:《愛》 2D6≧5 → 2,2 = 4 [失敗] |
GM:
アッ。
寿永合歓:
何でや! お、お守り使っていいですか……(震)
GM:
ど、どうぞ……。
寿永合歓:
頼むよ……。
調査判定 指定特技:《愛》 2D6≧5 → 2,2 = 4 [失敗] |
寿永合歓:
おいこら。
GM:
!? 思い出したくないのかな……。
寿永合歓:
も〜〜〜! 正気度! 正気度減らして振り直します!
GM:
オッケー! ガンバ!
寿永合歓:
いい加減にしろ寿永!
調査判定 指定特技:《愛》 2D6≧5 → 2,5 = 7 [成功] |
寿永合歓:
ッッッシャ!
GM:
おっ成功。ではね、あなたはあの日のことを朧気ながら思い出します。
HO:動機
□概要 犯行に及んだなら、動機があるはずだ。
|
HO:動機
■秘密 ショック:なし あの日、あなたはいつもの様に家に帰ってきた。 いつも通りなら、あの人は帰宅したあなたに声をかけ、暖かく迎えてくれるはず、だったのだが……。あの人は、あなたが帰ってきても無言だった。 それで、悲しいような、腹が立つような気持ちになったのは、何となく覚えている。
|
寿永合歓:
ほう……?
GM:
そして、また新しいハンドアウトが1つ公開されます!
HO:恋人との仲
□概要 あなたと恋人との関係性は、実際はどうだったのだろう。
|
寿永合歓:
懐疑的になって参りました。
GM:
どうなんだろうねぇ……。
寿永合歓:
えっ〜〜どうしよう……捜査官さん……どうすればいいと思う……?
GM:
笑えば……良いと思うよ……。
寿永合歓:
笑わせてくれよ……。
GM:
捜査官さんは哀れみの表情を見せたっきりあなたの出方を伺っていますよ……。
| ……っ……貴方は、
|
| 貴方は、何もかも分かってるんじゃ、ないんですか? あたしのことが手に取るように分かるんなら、それならッ、いっそのこと全てを突き付けて、楽にしてくれたらいいのに、どうしてこんな。……あたしだって、分からないのに、疑われて、自分のことを疑うしかなくてっ、 あたしのことを犯人だと思うなら、証拠を出して押し潰せば済むんじゃないか……!
|
寿永合歓:
鬱オブ鬱! 《憂い》を捜査官さんにぶつけたい。捜査官の男を調べます。
GM:
そらそうなるわ。どうぞ!
寿永合歓:
調査判定 指定特技:《憂い》 2D6≧5 → 3,1 = 4 [失敗] |
GM:
ええ……。
寿永合歓:
あのさあ。……正気度減らして振り直します……。
GM:
どうぞ……頑張って……。
寿永合歓:
調査判定 指定特技:《憂い》 2D6≧5 → 3,2 = 5 [成功] |
寿永合歓:
セッッフ。
GM:
ギリ!
| ……ああ、そうしたかったのは山々なんですが。どうも……そう簡単にはいかないようだ。
|
HO:捜査官の男
□概要 如何にも冷徹な捜査官といった印象を受けるが、先程少しだけ、人間の表情を見せた。
|
HO:捜査官の男
■秘密 ショック:あり この男は、あなたの恋人がどのように死んだかを知っている。 あなたが、誰も殺していないということも、知っている。 《驚き》で恐怖判定を行う。
|
寿永合歓:
ホァ!?
恐怖判定 指定特技:《驚き》 2D6≧8 → 2,5 = 7 [失敗] |
寿永合歓:
イチタリナイ!
GM:
イチタリナイ! 狂気カードをどうぞ!
寿永合歓:
好奇心分野だから振り直せるんだけども。この流れじゃ8とか出る気しないし素直に貰っときますね……。
| ……、っ、は……、ど、ういう、こと……っ!?
|
寿永合歓:
がたっと立ち上がろうとして立ち上がれないやつ。
| ……そこまで記憶が、……そうか……。
|
GM:
と、捜査官は難しい顔で呟きながらあなたの様子を伺っています。
で、まあ当然ながら、あなたの脳裏にはこんな疑問が浮かんできますね。
HO:死因
□概要 自分は殺していない? だとしたら、確かに残るあの人を刺した記憶は何なのだろう。 あの人は、何が原因で死んだんだ?
|
寿永合歓:
ふええ……あの、【嘆願】していいですか……。
GM:
良いですよ……特技決定からどうぞ……。
寿永合歓:
指定特技決定 分野:怪異 2D6 → 1,4 = 5 ⇒[《死》] |
寿永合歓:
うわ遠い。
GM:
目標値9か。出ないこともないけど微妙だな。
寿永合歓:
がんばれ……。
【嘆願】 指定特技:《死》 2D6≧9 → 4,3 = 7 [失敗] |
寿永合歓:
無理! そんな気力は今の寿永にはなかった。
GM:
あー残念……時間が許してくれなかった……。
GM:
では、最後の行動ですね。
寿永合歓:
くっそ〜〜。ウェ……でもほらこう、夢見がち寿永的には彼と自分との仲を疑うって一番したくないことだと思うんだよな……。死因調べるか……。
GM:
なるほど……。
| ……あたしが、殺したんじゃ、ないん、なら。 彼は……なんで、……でも……あたしは、確かに、………………っ、
|
寿永合歓:
そろそろ噛み締めた涙がぼろぼろ溢れてくる頃。
GM:
良心が痛む。
| それならっ、……彼は……どうして、死んだんですか。貴方は……知って、いるんですか? あたしじゃないなら、誰が、何で、あのひとを、
|
寿永合歓:
自分は殺していなかったかもしれない安堵とか、それならば誰が? という怒りとか、そういう恋人に対する《愛》から湧き上がる複雑な思いに苛まれつつ捜査官さんに訊くよ。死因を調べたいです。
GM:
とても良いですね……どうぞ。
寿永合歓:
やったあ……好奇心分野最高……。
調査判定 指定特技:《愛》 2D6≧5 → 4,4 = 8 [成功] |
寿永合歓:
よし……よし……。
GM:
悠々成功。そんなあなたに、捜査官の男はこう話してくれます。
HO:死因
□概要 自分は殺していない? だとしたら、確かに残るあの人を刺した記憶は何なのだろう。 あの人は、何が原因で死んだんだ?
|
HO:死因
■秘密 ショック:あり 捜査官が話してくれた。 あの人は、自宅で、首を吊って、死んだらしい。 第一発見者は、同棲していた恋人。つまり、あなただ。 《哀しみ》で恐怖判定を行う。
|
寿永合歓:
ウッ……。奇しくも《愛》の上隣でね……。
恐怖判定 指定特技:《哀しみ》 2D6≧6 → 6,5 = 11 [成功] |
寿永合歓:
ほらそういう出目する。
GM:
た、高い……。それでね、あなたはこんなプライズをゲットします。
寿永合歓:
お?
プライズ:あの日の記憶
□概要 あの日のことを、全て思い出しそうだ。 頭が痛い。
|
GM:
こちら、自由に秘密を見ることが出来ます。手番は消費しないので、シーンを閉じる前に宣言してくれれば。見なくても構いません。
寿永合歓:
えっ、見る……。
GM:
即決だ……。では、あなたは鮮明に、あの日の記憶を取り戻します。
プライズ:あの日の記憶
□概要 あの日のことを、全て思い出しそうだ。 頭が痛い。
|
プライズ:あの日の記憶
■秘密 ショック:あり あなたは、いつも通り家に帰ってきた。 自分を迎える声が無いことを不思議に思いながら、部屋の中に入ると……。首を吊り、天井から力無くぶら下がる恋人の姿があった。 大切な人が“自ら死を選んだ”という事実を、どうしても受け入れられなかったあなたは、“自分が恋人を殺した”と思い込むことにした。 そしてキッチンから取ってきた刃物を――。 あなたの罪は、「殺人罪」ではなく「死体損壊等罪」だ。 このプライズの秘密を見た場合、あなたの【本当の使命】が、「罪を償うこと」に変わる。 しかしこのプライズは、クライマックスフェイズ中に宣言すれば、破壊することができる。
|
寿永合歓:
あ〜〜〜やっぱり〜〜〜!!
| ………………っ、あ、ぁ……!
|
寿永合歓:
震える手で、既に涙に濡れた顔を覆って泣きじゃくります。
GM:
捜査官はその様子を、先程見せたような哀れみの視線で見守っています。
さて、プライズの秘密を獲得したのでクライマックスフェイズに移行します。おめでとう(?)
寿永合歓:
わ〜、わあい……??
クライマックスフェイズ マスターシーン シーンプレイヤー:GM 登場:PC1 |
| ……さあ、寿永さん。あなたはもう、話せるだけの材料を持っているはずだ。 話して、くれますか。あなたの口から。
|
GM:
と、男はあなたの告白を促します。
| …………っ、う、ぅう、っ……あたし、あたしはっ、
|
| 彼が、なんで! なんで自殺なんかしたのか、全然分からなかった! だって、そんな、なんで! 何も! 何も話してくれなかったんだ! やだ……っ、やだ、なんで、なんでよぉ……! だって、あた、あたしはっしあわせで、毎日、彼もっそうだと、おもってて、彼が、そんなに思い詰めてるなんて、知らなかったなんて、ゆるせなくて、
|
| こわくて……っ。彼の声が聞こえないのが怖くて、だから、あたしのせいにすれば、こんな理不尽、考えなくてすむとおもったんだ、 もう何も話してくれないのが、知ることもできないのが耐えられなかったんだ……!
|
寿永合歓:
って……感じ……ですか……? あとはもうなんかやだ、なんで、ごめんなさい、とかひたすら呟いてる。
GM:
良心が痛みっぱなし……。罪を償うという選択でよろしいですか?
寿永合歓:
うん……。自分が殺したという確証はどっちみち得られてないし……受け入れたい……。
GM:
では、捜査官はあなたの言葉を聞くと、ふう、と小さくため息を吐きました。
それからの記憶は、コマ送りをしたかのように飛び飛びです。
大切な人の身体を傷つけた……自らの、“正しい罪”を償うことを選択したあなたは、警察官らの手により、刑務所に入れられます。
もしかしたら、好奇の目に晒されることもあるかもしれません。
その間、あなたは恋人のことを思い出すでしょうか。何故あんなことをしてしまったのかと、後悔するでしょうか。
どちらにせよ、自らの罪を受け入れたあなたは、その罪を償うことも出来るでしょう。
これが、とある奇妙な事件の、とある顛末でした。