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『ん…』
目を開いて、1番最初に見えたのは
見慣れない天井だった。
卯ノ花「目が覚めましたか
死んだかと思いましたよ」
『死んだかと思ったって…
縁起でもないこと言わないで下さいよ…』
卯ノ花「皆さん心配してますよ。
知らせてきますね。」
ぎゅるるるるるるる〜〜〜
盛大にお腹の虫が鳴った。
卯ノ花「1週間も眠っていたんです。
お腹もすいているでしょう…」
先に、皆さんに知らせてきますと、
卯ノ花隊長は部屋から出て行った。
「目が覚めたのか」
『日番谷隊長…』
日番谷「いっつも冬獅郎って言う
くせに今日は違うんだな。
…なんか調子狂うぜ。」
卯ノ花隊長が部屋から出て行った
瞬間、入ってきた。
近くにいたのだろう。
日番谷「守ってやれなくて…悪かった」
『なんで冬獅郎が謝るの…?
守ってやれなくてっていうか
私怪我してないし♪
冬獅郎より強いし♪』
日番谷「一言余計だっつーの…
無事なら、いいんだ。
松本が心配してる。
良くなったら顔くらい出してやれ」
冬獅郎も、怪我してる…。
これ以上心配かけても
ダメな気がする…。
『冬獅ろ、んっ…』
今、何が起こった…?
冬獅郎の顔が目の前に…///
日番谷「こんな時ぐらい
目閉じろよなっ///」
『な、するならするって言ってよ!!
ていうかなんで!!!!!』
日番谷「お前が悲しそうな顔してるから
身体が勝手に…。」
バタバタバタバタ
廊下の方からたくさんの
足音が聞こえてくる。
檜佐木「名前!大丈夫か!!」
更木「やっと起きたか!!!」
やちる「名前ちゃん、
だいじょぉぶ〜?」
松本「ちょっと〜私が1番心配
してたんだからね!!!!!」
『みんな…。心配かけてごめ(ギュルルル)』
あ、またお腹鳴っちゃった…。
松本「今から飲むわよ〜〜〜〜!!!!」
日番谷「お前さっき飲み潰れてたんじゃ!!!」
松本「名前が目を覚ました祝いって
ことで飲みましょ!たいちょ♪」
そうして宴の準備が始まった。
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