bleach | ナノ


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『それに今はそれどころじゃ
 ないみたいだよ?』



勇音からの藍染、市丸、東仙の
裏切りについてテレパシーで伝わってきた。




浮竹「一度戻ろう。」


京楽「いいよね?山じい。」




私は瞬歩で双極へ戻ると


藍染隊長は夜一さんと砕蜂隊長、

ギンは乱菊さん、

東仙隊長は檜佐木副隊長に


抑えられていた。



藍染「すまない、時間だ」


夜一「離れろ、砕蜂!!!!」



夜一さんの声と同時に砕蜂隊長、
乱菊さん、檜佐木副隊長が
3人から離れる。


それと同時に3人は天から降る
黄色の光に包まれた。






『藍染、隊長…』


藍染「こんなことがあってなお、
   僕のことを隊長なんて呼んでくれる
   なんて嬉しいよ、名前。」



ギン「隊長、ボクの名前や。
   これだけは手出さんといて下さい」


藍染「あぁ。わかっているよ。

   ギンは一途だね」



空が割れ、メノスグランデがたくさん…


大前田「何体いるんだ…」


射場「逃がさん!!!!」


山本「やめておけ」




山じい曰く、あの光に包まれたということは
メノスは藍染隊長、ギン、東仙隊長を
仲間として見ているということ。





ギン「名前、寂しかったらいつでも
   ボクんとこ来てええよ?」



『ギン、行っちゃだめだよ!!!!
 行かないで!!!!ギン!!!!!』




ギンは、メノスに魂を売ったんだ…。

もうギンは仲間ではない…

そう思ったら涙が出てきた。




ギン「ボクが寂しくて会いに行きそうやわ。

   …名前…。ボクんとこ来るか?」



『ギン…ギン…』


乱菊「名前!!!!!」





乱菊さんに手を掴まれて
我に返った。



乱菊「ギンは、裏切ったのよ…。」


『ら、んぎ…く さ…う゛っ…』



地面に膝をつき



泣いた。







心のどこかではギンが怪しいことは
わかっていた。


けれど、ギンといる時間がフラッシュバックして
疑いたくなかった、それだけ…。


お兄ちゃんみたいで…
大好きだったのに…。




身体の力が全て抜け、
私は倒れた。



乱菊「名前!!!!名前!!!!」










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