bleach | ナノ


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ルキア「名前さん…」


『ん?どうしたの?』


ルキア「私は一体、どうすれば…」



あぁ、この反応。

やっぱり聞かれていたんだ。



===============

『あ、ちょい待ち。


 一護、多分ルキアは尸魂界から追手が来る。
 連れ戻されるよ。

 だから、守って。あと、隊長が来たら
 絶対戦っちゃダメ。いいね?

 ルキアを絶対守って!!!!』



===============




ルキア「私は、重い罪を犯した。

    連れ戻されたら…
    どうなるのでしょうか…

    死ぬ、のでしょうか…?」





隊長でも、副隊長でもない。

何の役職も持っていない

「無所属」の私が



「大丈夫」と自信を持って言うことも

できない…。




ちッ…こんな時に隊長にでも
なっとけばよかったって思うよ。






『慰めた方がいい?それとも

 現実的な話をした方がいい?』



ルキア「現実的な話をお願いします」




『厳しいかもしれないけれど
 よく聞いてね。』







一護は霊圧も強いし、気合いもある。
決して弱くはない。


けれど、追ってが来るとしたら

多分、

恋次と朽木隊長が来る。






ルキア「兄様が…!!??」



『私の予想だけどね?』




白夜どころか、恋次にも

一護は勝つことはできないと思う。

殺されるって可能性も
考えた方がいいかもしれない。





ルキア「一護っ…」



ルキアは最後まで聞かずに
私の前から走って消えてしまった。






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