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ストレッチ、フットワークと終えて、

今度は体力テスト。


100メートル走、1キロマラソン、
反復横跳び、腹筋
シャトルランなど…。




『さすがに1日でやるのは
 キツくない?この人数だし…』



新太「おい、お前リオさんと虹村さんに
   何言われるかわかんねぇぞ…?」



『よーし、みんな時間ないから
 早く終わらせるよー!!!!』



リオさんにデータ取っておいてって
言われたんだけど…




『誰かー記録を…「私やります」』


私の前に現れたのは
桃色頭の巨乳ちゃん。



おいおい、本当にこの前まで
小学生だったのかよ…。




『あ、お願いします。えっとー…』


「マネージャー希望の桃井さつきです。
 よろしくお願いします!」




新太「(この子、すげぇボインだな)」

『(それに、新太狙いで入った
 マネージャーさんとは違うみたい)』



新太「(俺狙い?なんだそれ)」



桃色ちゃんに聞こえないように
2人でコソコソと話す。




桃井「あの、早くしないと
   終わらないんじゃ…?」



新太「そうだった!!!じゃぁお前
   シャトルランと腹筋担当して」


『おっけー!!!』




4つのグループに分け、
体力テストを開始した。





「つーか体力テストなんて
 授業始まったらあるんじゃねぇの?」



『こらそこォ!!!!文句言うなァ!!!!(怒)』



「「「(ビクっ!!!!!)」」」





「だって本当のことだろー?
 今日担任が言ってたしー…」



『リオさんの言うことは絶対なんだよ…
 逆らってみろ…お前般若を見るぞ…』



「はぁ?般若ってなんだ…よ」




体育館の方から視線を感じると
横目で見てみると…




「わりぃ、あれが般若か。」


『わかればいいんだよ。
 てか本気出したらあんなもんじゃ
 ないんだから…』





リオさんが軽く睨みを聞かせていたのを
説明するまでもない。



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