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まず私が担当したのはシャトルラン。


腹筋はそんなに時間かからないと
思って、シャトルランからの説明に入った。





『タイマーが鳴る前に間に合わなかった奴は
 そこで失格。そこまでの記録を
 マネージャーに伝えて。それだけ。


 ずるした奴は記録なし。
 2人1組になって相方がしっかり記録と
 ずるしないか見とくように!』





そうしてシャトルラン組は始まった。



腹筋グループに説明をしてから
あとは桃色ちゃんに任せた。





シャトルランの方に戻ると…



ちょうど40回超える時だった。

3分の1はもう脱落してしまっていた。





「先輩〜勝負しようぜ〜!!!!」


走りながら声をかけてきたのは


さっき「体力テスト」について
文句を言ってきた

青色頭だった。




『はぁ?勝負?』


「俺の方が記録がよかったら
 1on1してよー!!」


『もう40回超してるのに
 そんな対等じゃない勝負
 勝負って言わないだろ…』




「ハンデだよ、ハンデー!!!

 それとも、俺に負けるのが
 怖いんだろー!!!」



(プチン)





『いいだろう!!!お前が負けたら
 明日からのトレーニング5倍、
 いや、10倍と

 敬語喋れるように叩きつけてやる』



「俺が勝ったらトレーニングも普通通り、
 タメ口、1on1な!!!」



『あれ、これ私得なくね…?まいっか』











「先輩」


新太「おー終わったか?」


「いえ、あとシャトルランだけ
 なんですが、まだ1組目の人が走ってて
 走れなくて…」



新太「1組目がまだ走ってるのか!?

   どんな体力馬鹿が走って…」





『まだまだぁ!!!!!』


「俺だって、まだ余裕だぜっ、ハァ」



『息切れてるくせにカッコつけんなよ』


「先輩もなっ!!!」








新太「てめぇら…


   なにやってんだバカヤロー!!!!!!」




シャトルランのコースに新太が
乱入し、私と青色頭を止めた。



「なんだよ、勝負はまだ…」


新太「おい、お前…何様だ?

   あぁン!?(黒)」



『あ、新太…?』



新太「名前−!!!!てめぇ、
   般若見てぇのか!!!!あぁ!?」



『すんません〜〜〜〜〜っ

 (もうお前が般若化してるよ〜)』





新太にこっぴどく叱られ、
青色頭との勝負ができなくなってしまった。







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