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8.

この直後にエルが霊媒師だと明らかになって、『三浦は黒!』って言いましたよね。この時に人狼側はエルが本物の霊媒師だって判断しました。

ロー「霊媒師は既に殺され、霊媒師を語る人狼が嘘をついてる可能性があるということだ」
→前の人の意見を纏まとめてるだけで、ローが発言を始めたのではありませんし、人狼を警戒するふりをしています。人狼のくせに。

蓮「俺も違うと思います。彼は本物です」

蓮「まぁ、絶対ではありませんが、いなくなった3人の中に霊媒師が混じっている可能性は低いかと。それに、狩人さんが三浦君を処刑した理由は、僕個人的にはかなり納得できるんです」

ここでの蓮の目的は『本物だから人狼に殺されても仕方ないって雰囲気を作ろう!』です。

だって次に狩人さんが処刑するのはきっと尋斗で、尋斗が白だとバレてしまうのは不味い。だって狂人という可能性も考えられますが、尋斗が白なら少なからずローが疑われる。三浦がいなくなった今、二人目の処刑は怖いんです。

ですので、この時、人狼側は預言者よりも霊媒師を早めに排除することにしました。

次に皓の預言者カミングアウト。

皓「預言者は俺だ」

で、蓮は、

蓮「ちょ、コウさん、なんで前回カミングアウトしなかったんですか?なんでこのタイミングなんですか?色々と説明してくださいよ!」
→本気で混乱です。蓮にとっても先輩の情報屋である皓は警戒すべき人物なのです。

ですが、皓は嘘をつきました。

皓「で、どうして今カミングアウトしたかだが、占いの結果で人狼を一人見付けたからだ」
→嘘です。一人ではなく、二人。慧とローです。これが皓の目的であり、罠でもありました。

三浦で一人。ローと慧と合わせて三人。全て本物の黒なら預言者としてこれ以上隠れる必要はありませんが、確率からして人狼ではなく狼憑きが混じっている可能性が高いんですね。狼憑きがいるかどうか、皓は知りたかったんです。

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