2.
辻「結果は妖狐勝利となりました!」
イチル「個性豊かな傀儡だよな。チェンジとか出来たりする?タクだけが欲しいんだが…」
辻「チェンジ不可です。ていうか、さらっと恋人がいたら他はいらねぇぜ宣言やめてください。独り身の神様泣いちゃいます」
イチル「お、伝わったのか」
カルナダ「イチルに、イチルに恋人が…!」
辻「すみませーん。ここ企画なので本編ではまだ知らないふりしといてくださいね、カルナダさん。…これ、私達の世界なら運動会とかで弟の活躍を熱心に録画するタイプですよね」
鳳「え、お父さん的立ち位置?」
カルナダ「お兄ちゃんだよ」
ドラゴン「で、僕の登場シーンは?」
辻「大丈夫ですよ。ちゃんと登場しますって。…まぁ、あなたよりもカルナダさんの方がよく登場するかもしれませんが…」
ドラゴン「え…(涙目)」
鳳「あるだけマシだ。満足しろ」
辻「そんな鳳さんに朗報です。あまりに可哀想なのでゲーム後の鳳さんと霧島さんの短編が執筆される予定です。だいたい10p。狩人さんのコメントが勝ち取ってくれたご褒美です」
鳳「マジ?マジで!?やったぁああ、狩人さん愛してるぅううう!!!!」
辻「さて、これで人狼ゲームは終わりとなります。結果は妖狐勝利となりました。狩人さんは各作品の更新をお待ちください」
イチル「楽しかったぜ」
鳳「俺も楽しかった。ちょっと短いが、結果的には短編も書いてもらえるらしいからな」
ドラゴン「君と恋人になれてよかった、カルナダ」
カルナダ「…嬉しいことを言ってくれる」
(カタリ、と辻は持っていた封筒をテーブルに置いた。本当にこれが最後の封筒となった。)
(窓から入ってきた爽やかな風が、白いカーテンを揺らす。その風に優しく頬を撫でられて幸せそうに頬を緩めたのは誰だったのか。)
辻「狩人さん、ゲームは楽しめましたか?」
辻「長らくゲームにご参加いただき、誠にありがとうございました。人狼ゲームは終了しましたが、後夜祭(役割バラし)やゲーム中の控え室の状況など企画はまだ続きますので、ぜひ最後までお付き合いください」
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