辻「日が傾き、夕焼けが訪れ、ついに処刑の時間になりました。結果を発表します」

（辻が封筒を取り出す。真っ白な封筒を見るのはこれで何度目だろうか。果たしてこの封筒は最後の一つとなるのだろうか。）

辻「ドラゴンさん、14票」

ドラゴン「やったね！すごく低い」

辻「カルナダ・セットレイアさん、49票」

カルナダ「うわぁ、嬉しい。前回１位争いをしたとは思えないほど私の票が少ない…」

ドラゴン「これなら、早々に恋人だって明かした方がよかったのかもしれないね」

カルナダ「…でも、それは怖い」

ドラゴン「大丈夫さ、僕がいる」

カルナダ「本編ならともかく、…このゲームでは頼りにならないから、君」

ドラゴン「………………」

辻「イチャつかないでくださいね、恋人どもが。…えっと、鳳志貴さん、61票」

鳳「あー、よっしゃ！って言ってもさ、１位が…、俺は信じたくねぇけど…」

霧島「まぁ、仕方ないよ」

辻「ちょっと、まだ１位の発表まで行ってないんで、その話題は控えてください。さて、次は２位の方、いやぁ、人数が少ないと早いですね。イチル・セットレイアさん、95票」

イチル「３位とは結構空いちまったが、霧島とあれだけ派手に言い合ったのを考えると95票ってまだよかったと思うぜ？」

鳳「お前が人狼じゃねぇと祈る」

イチル「それはねぇから安心しろ」

ドラゴン「それだったら本当にヤバい」

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