2.
辻「続いて2位の発表です。残念ながら名前を呼ばれなかった方は脱落となります。…カルナダ・セットレイアさん、117票」
カルナダ「…こ、怖かったぁあああ…」
蓮「えぇえ、俺ですかぁあああああ…」
ドラゴン「うわぁあああああ…!!怖かったよ、カルナダぁあああ!!」
辻「よっしゃああああ!!Homeopathy私だけだぁあああ!!やったぁあああ!!」
鳳「内心の声が漏れてるぞ、神様」
辻「…ごほん。…1位は北谷蓮さん、輝かしく118票。おめで…、残念でしたね。よかった消えてくださ…、…本当に惜しかったです」
蓮「心の声、隠す気ある?ないよね?」
辻「(無視)。カルナダさんと僅差でしたね。僅か1票。生死を分けた貴重な1票でした」
(輝く笑顔で辻が蓮に天使カチューシャを渡した。受け取った蓮は微妙そうな、それでいて苦虫を噛み潰したような表情だ。)
(恐る恐るカチューシャをつけた蓮は、上で揺れる輪っかが気になるのか上を見上げる。そんなに違和感のない。ただ少し顔面偏差値の高い人の無難なコスプレになってしまった。)
蓮「俺の方が本編の登場回数多いですけど?」
辻「ぐっ(吐血)」
(それだけ言い残し、にっこりといい笑顔を浮かべ蓮は控え室へと去っていった。だが、やはり輪っかが気になるようで、何度か自分の上を見上げては上目遣いになっていた。)
辻「それでも、このゲームでは私が最後まで登場しますけどね。ふふ(勝ち誇った表情)」
霧島「因みにさ、同点だったらどうするの?」
辻「あー、それは神様も悩みました。どちらを選ぶのも不平等だったので、んー、…もういっそ2人一気に処刑しちゃおうかなと…」
ドラゴン「(びく)」
カルナダ「狩人さん、ありがとう(泣)」
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