4.
鳳「まず一つ。皓さんと慧さん共に本物の預言者と狼憑きで、嘘を言っていない。俺は個人的にはこのパターンであってほしいと思う」
森宮「だが、それなら皓が殺されずにエルが殺されたのって説明つかねぇよな?」
ドラゴン「まぁ、そうだね」
鳳「二つ目。皓さんは間違いなく預言者だが、慧さんは狼憑きじゃなくて人狼。恋人だから贔屓して信じてくれる皓さんを騙し、狼憑きということにして逃げようとしている」
慧「違う!俺は狼憑きなんだ!」
ゼノ「それを裏付けるもんがねぇだろ」
皓「俺は慧を信じる」
カルナダ「で、最後は?」
鳳「二人とも人狼である。…見破れなければかなり最悪なパターンだろうな」
ロー「だが、皓は俺が白だって分かったんだ」
蓮「確かにそれも手がかりですけど…、預言者じゃなくても人狼や狂人でも分かりますよね?」
霧島「うわ、怖い」
皓「俺は本物だ!!」
森宮「そう願ってるぜ」
イチル「でも、霊媒師が消えた今、処刑が正しいかは分からなくなって、一番発言力があるのは預言者だ。…その預言者が人狼側で嘘を言っていたとしたら、俺達にそれを見破る術はねぇだろ」
皓「違う!!」
蓮「といっても、疑うばかりの俺達にも断定できるような根拠はありませんが…」
イチル「根拠、というかは分らねぇけど、」
カルナダ「イチル?」
イチル「お前が預言者だって名乗ってからずっと引っかかってたことが一つあるんだよ」
皓「引っかかってたこと?」
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