辻「日が傾き、夕焼けが訪れ、ついに処刑の時間になりました。結果を発表します」

（辻が封筒に入った紙を取り出す。きちんと折り畳まれた真白いそれを広げているのを見て、各自が緊張した面持ちになった。）

辻「イチル・セットレイアさん、4票」

イチル「お、一番安全だな」

辻「ゼノ・エヴァンスさん、5票」

ゼノ「俺も超安全！」

辻「森宮奏さん、鳳志貴さん、8票」

森宮「鳳と同じ数だな」

鳳「あぁ、俺達目立ってなかったからな」

辻「霧島八尋さん、9票」

霧島「下らへんは大して変わらないね」

辻「カルナダ・セットレイアさん、10票」

カルナダ「本当に似たり寄ったりだね」

辻「望月託さん、11票」

託「うわぁ、これドキドキする」

辻「エルミック・モルガンさん、13票」

エル「目立たねぇ数字…。でも、よかった」

辻「ドラゴンさん、14票」

ドラゴン「そんなもんだね」

辻「清宮慧さん、19票」

慧「思ったより多いんだが、」

辻「朝倉皓さん、25票」

皓「情報屋だからって先入観持ってないか？」

辻「…えっと、ここから一気に票が増えてきますよ。北谷蓮さん、42票」

蓮「え、なんで？…ローさんを庇ったからですか？それは理不尽ですよ。尋斗の魔の手から救おうとしただけなのに…、」

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