4.
尋斗「疑われるってことは勿論だけど、浅はかすぎるって濡れ衣だと思ってくれることまで考えての殺しだったんじゃなァい?」
ロー「危険を冒してまでそんなこと…!!」
尋斗「分からないよ。だァって、成功すれば今後人狼だって疑われないでしョ?」
ロー「俺は人狼じゃない!」
尋斗「そもそも、心理学の授業を受けたことがあったんだよね?先生はティティ先生だっけ。本編で言ってたの覚えてるよ?心理学を勉強したことがあるなら、これくらい簡単だよ」
エル「尋斗、お前さっきからローウェンに絡みつきすぎじゃねぇの?」
森宮「…言われてみればやけに確信があるよな」
尋斗「僕は推測してるだけだって」
ゼノ「心理学だって勉強したことあんのローだけじゃねぇし。俺もエルも同期だったし、お前ら情報屋だってそれくらいできんだろ?」
鳳「俺も昔は医者だったから齧ったことあるし、三浦先輩も人心把握が上手いよな」
カルナダ「私も学んだことがあるよ。…確かイチルの本棚にもそれ関係の本があったはずだ」
イチル「タクだって名家の出だろ?」
タク「名ばかりだけどね」
慧「つまり、半数以上が心理学齧ってるってんならそれは判断材料にならねぇってわけか」
霧島「むしろ実は尋斗さんが人狼でローウェンさんを陥れようとしてるなら、…怖いね」
尋斗「なんでそうなるわけ?」
蓮「そうなんですか、尋斗?」
尋斗「違う!!」
カルナダ「…蓮君、そうだとしても素直に、はい人狼です、って答える人なんていないよ」
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