ゲーム開始
辻「それでは、ゲームを開始しましょうか。…神様は開始からHPもMPも0ですが…」
辻「役割を決める16枚のカードを用意しました。皆様、ルールは既にご存知ですよね?」
辻「確認ですが、この中には人狼が3枚、狂人1枚、普通の村人6枚、預言者・霊媒師・狼憑き各1枚、恋人2枚、妖狐1枚が入っております」
辻「皆さん、引いてください」
(テーブルの真ん中に置かれたワインレッドのカードは裏向きに置かれていて、表側に印刷された柄は見えない。積み重なっているそれは、辻の言う通りきちんと16枚なんだろう。)
(各々が悩みながらカードを引いていくのを眺めていると、辻が1枚のカードを手渡してくる。それを受け取り表側を見ると、印刷されていたのは冷たく光るライフルを構えた狩人だった。)
(そして、絵の下部に書かれた役割の名前は、17人目の狩人・処刑人。そうしているうちに16人全員がカードを引き終えたらしい。)
辻「皆さん、どうですか?」
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