プレイヤーはゲーム開始前にファーストベット(最初の賭け)を行う。このゲームへの賭け金をテーブルに支払うのだ。
ディーラーは自分を含めたゲーム参加者全員にカードを2枚ずつ配る。プレイヤーはカードの数字が見えるようにフェイスアップで配られるのに対し、ディーラーは1枚が表向き、もう1枚が見えないように裏向きで配られる。
表向きのカードを『アップカード』、裏向きのカードを『ホールドカード』と呼ぶ。アップカードは最初から全員見ることが可能であり、ホールドカードはゲームが進んでから公開される。
2枚配られた時点でプレイヤーがナチュラルブラックジャックを持ち、ディーラーがナチュラルブラックジャックじゃなかった場合はプレイヤーの勝ちとなり、ベット(賭け金)の2.5倍の金額が手に入る。
共にナチュラルブラックジャックだった場合は引き分け。ディーラーのみがそうだった場合はプレイヤーの負けであり、ベットを回収される。
だが、プレイヤーがナチュラルブラックジャックじゃない場合、ホールドカードは公開されず、ゲームは次のステップへと移る。
プレイヤーはヒットかスタンドを選択する。
ヒットはカードを追加して合計点を高めることであり、スタンドは合計点は充分だと判断してその点数で勝負に出ることである。
例えば、
2、7の合計は9点であり、21点にはあまりにも遠すぎるためカードを足すべきである。新しいカードが10等の大きい数字で合計点に満足すればヒットをやめ、逆に3など小さい数字でまだ不満であればヒットを繰り返す。
21点を超えなければ、ヒットは何度でも可能である。ただし、21点を超えた場合、バストと言って問答無用でプレイヤーの負けとなる。
つまり、21点に達していなくとも合計点が一定以上になればヒットをやめるべきである。
ヒットをせず、今の合計点でディーラーと勝負することをスタンドと言う。
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目には目を、歯には歯を。
罠には罠をもって制するのが最善だ。