それは恋よ、グレゴリオ


08/21 ( 23:17 )




こんばんは。
お久しぶりです。夏だね。

24回目の夏、いつも通り、インドアな夏を過ごしています。
みんなはどう?

毎日毎日、勉強している。
主に、HTML CSS PHP などです。
タイピングが面白いくらい早くなってきました、嬉しい。

でも、仕事に夢中になり過ぎてしまって、恋人を不安にさせることが増えた。恋人に対して、不信感を覚えて、不安な気持ちで日々を過ごすことの辛さ、そしててることの無意味さをわたしはよく知っている。
恋人が今まさに、その渦中にいることに、わたしはずっと気がつくことができなかった。
ああ、辛い思いをさせてしまっていたのだな、と思った。
数年前、わたしも同じ気持ちで毎日を過ごして、ただ苦しいだけの生活をしたことがあったというのに。
何より大切な恋人を、自分の無意識でぶん殴っていることに、恋人が悲鳴をあげるまで気がつかなかった自分が、心底恥ずかしかった。
一度不安になると、もう元には戻れないことも、わたしは知っている。
どれだけ信じたくても、疑う気持ちはもう消えてくれなかったこと、疑ってしまう自分が嫌で、どんどん苦しくなっていったこと、まだ鮮明に覚えている。

わたしがどれほど誠実でいようとしたのか、今、どれほど恋人のことを大切に思っているのかなど、関係ないということ。
伝わっていなければ意味がないし、彼がわたしのとこを不誠実だと感じたのであれば、それはどうしようもなく不誠実なのだ。

人に気持ちを伝えること、そしてそれを日々怠らないこと、伝え続けること、相手の目を見つめること、わたしたちは、どうしようもなく、言葉に縋ることでしか、意思や思考を伝達することができないという事実、不安というものが、どれほど人を苦しめるのか、忘れてはいけないということ、信頼は引き算であり、積み上げることはとても難しいのだということ。

わたしは、信頼は諦めとほとんど同義なのだと考えることで、ずっと自分のことを守ってきた。そうしないと辛くてたまらないから。追求したり、暴いたりすることの意味のなさを知っているから。

もう、あなたには降参です、って困った顔して笑うみたいに、お前の嘘や矛盾、辻褄のの合わない、撓んで、歪んでしまった人生ですら、丸ごと、愛してる、って言いたかったし、言ってほしかった。

だから正直、わたしの目の前にいない恋人が、仮に浮気していようと、わたしにとってはどうでも良いことで、ただ、気持ちだけは、わたしのものであってほしい。でも、他者を手に入れることなど、到底無理なことで、どうしようもなく、どうしようもない訳です。
わたしは、生涯、誰かのことを完全に手に入れることなどできないし、ましてや、誰かのものになることなんでできない。

わたしは、誰かのゴーストに首輪をかけて、縛って所有なんてしたくない、約束がなくたって、わたしが縛り付けなくたって、変わらない気持ちで、誰かにこのゴーストを愛してほしい、同じように、手放しで両手を広げて、愛したい。
あなたがいなくても生きていけるわたしだけれど、誰かと一緒に生きるのならば、あなたがいい、そういう愛がほしい。
もし、恋人が、わたしと一緒に歩く道ではなく、別の道を選んだ時は、わたしは、嘘でも笑って、彼の背中を押したいと思う。
彼が恋人だから愛おしいのではない。
彼が、彼であることがわたしにとって一番重要なのであって、わたしは、恋人のゴーストをもうどうしようもないほどに、愛してしまっている。

「あなたはそっちがいいのね、大丈夫、全部うまくいくよ」
「わたしはこのまま行くね」
「またどこかで会えたら、手を振るからね」

そういうふうに、他人を愛することは、間違っていますか。

あくまで、これは、わたしの考え方であって、恋人の求めている形ではないこと、恋人が求めている形を考え続けること、他人同士のわたしたちが、お互い、肌馴染みの良い愛を供給し続けるために必要なことは何か、探し続けようと思った。
そうやって、対面している誰かについて、考え続けることこそが、愛そのものなんかもしれない。
感情は現象ではなく、本質なのだと思うし、そうであってほしい。

わたしは見たいものだけ見て、信じたいことだけ信じてきた。
自分の中で正しさだった愛情が、人を傷つけたり、無意識でぶん殴ったりすることに、今まで気がつかなかった、考えたこともなかった自分の都合の良さが、汚さが、恥ずかしい。

ごめんね。

確固たる事実として、わたしを、弱くできるのも、つよくできるのも、愛について、優しさについて、わたしに考えさせることができるのも、わたしを孤独にできるのも、幸福にできるのも、あなただけだよ。

誰かのための自分として生きるなんて、吐き気がする、って今まで本気で思って生きてきたし、自分を誰にも譲らないって思っていたけれど、あなたが泣くくらいなら、わたしは、あなたのためのわたしになってもいいかな、なんて本気で考えたりしたのよ。

あなたのために生きて、あらゆる事象から守り、そしてあなたのために死のう、って割と本気で思ったりもするのよ。
難しい、で片付けたくない、あなたについて、あなたの幸福や、悲しみについてわたしは考えることをやめたくない。

どうせ、あなたがどこか遠くへ行っても、わたしはあなたを愛してしまう。
ながい、ながい、愛についての、話です。








07/08 ( 01:52 )




こんばんは。雨が上がったね、涼しい。

ここから、メールを送ってくれた方、ありがとう。インスタで繋がっていても、わたしなかなか更新しないし、ここの更新頻度もまちまちだから、心配してくれたみたいです、うれしい。わたしは元気です、打たれ弱くも図太く、泣くこともあるけど笑っている時間の方が長いし、健康だし、ご飯も美味しいし、仕事もたのしい、恋人は相変わらず優しくて、大切な友達がほんの少し増えて、新しい環境にも慣れてきて、やさしい人たちと一緒に安心して生活しています。もちろん、手に入らないものもあるし、満たされてばかりではないけれど、目の前の生活が、間違いなく、愛おしいとおもう。根暗ながらもポップに、へらへら笑って暮らしている。最近のみんなはどう?わたしがここで出会ったひとたち、もう遠くへ行っちゃったかな、元気かな。もうわたしたち、ずいぶん大人になっちゃったね。思い描いていた未来に辿り着けたかな、夢は叶ったかな、眠れない夜をすごしていないかな、やさしい生活の中にいるといいな、誰かに許されて、大切な場所を持っているといいな、みんなが泣ける場所が、ちゃんとあるといいな、美味しいご飯を食べて、愛おしいひとと笑って、ふかふかのお布団で眠っているといいな。高校生のころの自分と地続きでこの日記を書いていて、ここは6年前のわたしと繋がっているとおもうと、途方もない気持ちになる。へらへらしていて、つよくてやさしい、強烈な化け物になりたい。心が向かう方角を常に問い続けること、誰かになにを言われても、自分の美学に従って生きても良いのだということ、魂に敬意を払うこと、世間に対してなるべくフラットに垂直であろうという心がまえ、愛は現象ではなく、本質だということ、海を見て、人を愛して、肌なじみよく生きていくこと。わたしが泣いているとき、毛布とホットミルクをわたしてくれた男の子は、もういないということ。彼がくれた言葉をお守りにして生きても良いのだということ。たったこれだけのことをわたしはいつも忘れてしまう。たましいという凡そ恐ろしく精密なシステムのことが、憎たらしくも愛おしくてたまらない。泣き出しそうな顔をした君のことを、抱きしめなかったあの日が、わたしをずっと見ている。

へらへらしていて、つよくてやさしい、強烈な化け物になりたい。
おやすみなさい。








06/12 ( 11:46 )




誰かと同じタイミングで同じ言葉を、同じ意味で思ったこと、それにたいした理由がなくても、神様の気まぐれだったとしても、それだけでもう十分だった。なににもなれなくてもよかったし、なにかになってはいけなかったのも事実だった。なににもならない、こそがほんとうにわたしたちが目指していた場所で、わたしたちが欲しかったものなのだと、壊してしまってから思い知る。今度は壊してしまう前に、慎重に、お前から目をそらさずに、勘違いなどしてしまう前に、その固執も、愛と錯覚している何かも、可燃で燃えて消えてなくなることを、まだ君は知らない。痛々しい事実だが、痛々しくなくとも、それは事実としてそこに横たわっている。君がものすごい速度で代謝して、一瞬にしてはるか銀河の彼方まで行ってしまうことを、わたしはもう知っているし、未来でぶつかる痛みがもうすでに痛くてたまらない、この事実をわたしは忘れた日は1日もないけれど、考えた日も一日もない。いつかは薄れてなくなる、その浅いかすり傷のような愛を、せめて今は抱きしめて、そう遠くない未来でもう触れることができなるなるその領域を、今は認めて、許して、抱きしめて、そのかすり傷がずっと生傷のままでいてくれたらと、痛んでくれたらと、まるで呪いのように祈った。







06/11 ( 04:01 )




こんばんは。3時です。深夜です。いつも寝不足で辛いのに、時間のある時ほど、早く眠りにつくことができないの、どうしてなんだろうね。君にもそんな夜はあった?今日はずっと雨で、薄暗くて、涼しくて、とても良かった。雨の音で起きて、お家の中でのんびり映画とアニメ観て、またお昼寝して、雨上がりの夕方にスーパーでお買い物して、お料理して、誰かの帰りを待ちたい。それもいつか退屈になるのかもしれないけれど。今まで、全ての事柄には意味や答えがあると、盲目的に信じていたのだけれど、きっとそんなこともないのだろうと、最近になってなんとなくわかった。子どもが道を歩いていただけで、車が突っ込んで轢かれて死ぬことに何か意味があると思う?恨みで飛行機がビルに突っ込むことになんの意味があると思う?レイプで子どもが生まれるなら、愛の必要性はどこにあるのだと思う?生まれてきた命にどんな顔で説明したらいいと思う?許されると思う?だとしたら、愛とは?海とは?山とは?って、わたしは思う。愛の必要性だなんて、くだらないことを延々と考えているくせに、ふと、君の顔を覗き込んで、その声や表情で、体温で、愛を確かめたくなくなるのは、どうしてだと思う?わたしが生き物だから?考えることをやめたせいで、もうよくわからなくなってしまった。愛のことはよく知らないし、わからないけれど、恋人の寝顔でたまらなく泣きたくなる。感動でもなければ、悲しいわけでもないのに、どうしようもなく、この空洞に響いてしまう。恐ろしくもあるし、暖かくもあるし、安心でもあるけれど、同時に不安でもあり、つまり、なんだかよくわからないのに、泣きたくなる。なににも依存したくない、一人で生きていけるようになりたい、誰にも左右されてはならない、風のように、波のように、変化し続けながらも不変のリズムで、自分の足で立ちたい。わたしを弱くできるのも、強くできるのも、あなただけよ。思いつくままに書いていたら、いつの間にかラブレターになっちゃった、愛について、なんの理解もないのに。

眠たい。おやすみ。








06/08 ( 00:27 )




ねえ

いつからこんなに人生が難しくなってしまったのだと思う?いつからこんなに我儘になってしまったのだと思う?退屈なのはどうしてだと思う?この空洞を他人でしか埋められないのは何故なのか、あなたならわたしに上手にわたしに教えてくれる?息を吸って吐くように思わせぶりな言葉を吐いて、まるでゲームをするかのように、それでいて絶望してるの、なんでだと思う?愛されなかったわけでもないのに、わたしはなにをさがしているのだと思う?どうしてこんなに痛くてたまらないのだと思う?痛い場所がわからないのはどうしてだと思う?振り向かないで欲しい、名前など呼ばないで欲しい、触れないで欲しい、でもずっとずっと忘れないでいて欲しい、君がわたしのことを忘れても、忘れなくても、この空洞が埋まることなんてないのに、どうしてそんなことを考えてしまうのだと思う?痛いならいっそ血が流れてくれたらいいのに。弱くて汚い自分をを誰にも見せたくなんてないのに、誰かに見破って欲しいのはどうしてなのか、教えてくれる?沈黙が絶叫する。当たり前のように発狂する。この気持ちに名前があるなら、この空洞に理由があるなら、誰か教えてほしい。


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