貴方の傍が一番楽に息が出来る。
そしてお前の前では簡単に息をつけた。
ぎりぎりと自ら引き絞っていた首を緩めるきっかけは隊長がくれた。
でもそれを完全に払ってくれたのは貴方だ。
どれだけ楽に息が出来ただろう?
眠りすら優しくなった。
恋までいかず、でも今も傍に居る。
そして、同年代で心許せる者であり。
意味は違えどともに同じ人を想う同志である。
嫌な事があれば嘆息出来るという安心感。
それは心の安定に繋がる。
二人の存在が今の俺を作り出してくれた。
貴方は兄のように。
お前は双子の片割れのように。
俺を支えるモノの一つとなった。
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城独白でアレク&マーティへ捧ぐ。
登と出逢う前のモノ。
その内登が城の存在意義になれば良いんじゃないかな。