たまらず流した15の涙
一生かかっても無理な話だ
「真矢さん、真矢さん!」

真矢の長い髪は登のお気に入り。
今日も背中にぺとりと引っ付いて髪に頬を寄せる。
真矢も登が可愛いのか整備の仕事中にも関わらず「どうした〜」と甘い顔。
長身でも細身の真矢には随分負担そうだが。
甘え慣れてる登には重すぎない適度な加減が分かっていたので問題ないようだ。

「あんね。えっちって週何回?」

真矢は大変に珍しく手を滑らし大事な配線をぶったぎってしまった。

「………登?」
「真矢さん、恋人いるの知ってるんだから!前背中にうっすら爪痕あってびっくりしちゃった」
「セックスレスか?」
「ん〜参考までに?」
「そだなぁ。相手が恥ずかしがり屋だから。月に三回か四回」
「え!!」
「思ったより少ない?」
「うん」
「登は?」
「週に二回か三回」

暫くの沈黙。

「登、外警だよな?」
「うん」
「受け入れる方だよな?」
「うんネコだよ」

また暫くの沈黙。

「羨ましいと同時に登の回復力を尊敬するよ」


+++++
登と緋琉は兄弟的な仲良し希望。
城の他では一番懐いてるのが緋琉。
主に髪がお気に入り。
緋琉はこの後手が滑った後処理に追われて残業決定。


キャラ投票
SAOキャラに投票しよう!
下記の中からアナタの推しキャラを選んで応援してください★


コメント入力も可能ですよ☆


Homeへ戻る
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -