特別章 NG集
2章10話 NG「オレンジ頭の鮮烈?」
◆【本編10話:どーすんの、コレ】より
G奪取作戦、アスランとラスティが格納庫に侵入しているのを発見したシーンから。



入り口近く。二人のザフトレッドが応戦しつつ、徐々にGに近づいて行くのが見えた。バイザーで顔が隠れて誰かわからないけれど、身長的にラスティと……アスランあたりだろう。

(早く合流しないと……えぇい、面倒くさい!)

タラップを駆け下りる動作がもどかしくなり、私は勢いをつけてそのまま飛び降りた。

「ラスティー!!」
「え?」

着地の衝撃で地面を見据えていた私は、一瞬、反応が遅れた。顔を上げて正面を向くと、赤いスーツを着込んだ人が倒れている。

(まさか………まさかっ!!!?)

「うおぉぉぉ! 何するんだラスティ!」
「はい?」

アスランの叫びによって、その場の全てが凍りついた。
そして私が改めて二人を見ると、アスランが倒れていて、ラスティは平然と立っている。

「あれ…? ラスティ…なんで生きてんの!?」
「いやー、つい反射神経が…」
「え?」
「ラスティは受けるハズだった銃弾を転がり避けて、あまつさえ俺を盾にしたんだ…」
「はぁ!?」

私は驚いてラスティを見た。すると、てへっ★っと効果音が着きそうな表情で彼は舌を出して笑っている。

「…ラスティ…」
「だって、俺の出番少なくね!? もうちょっとあってもいいんじゃね!?」
「「だからって…アスラン(俺)を盾にするな!」」


CUT!

(はぁ…血のりがムダになった…)
(中身トマトケチャップだから、すぐ補充できるって)
(…通りでさっきからトマト臭がすると思ったよ…)
(経済的だろ?)
(そういう問題!?)


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