特別章 NG集
4章27話 NG「美味しいハプニング」
◆【本編27話:意識がないなんて可哀想な…】より
なかなか目を覚まさないアーティに、イザークが献身的な介抱をしているシーンから。



暴れ出したジェニウスの体を上半身で押さえつけるが、コイツの力は男の俺でも押さえつけるのがやっとだった。


れい=c?


初めてコイツの口から兄様∴ネ外の言葉が漏れた。だが疑問に思っている暇など与えてくれず、更にコイツは暴れ出す。

「いやぁぁぁぁぁ!!!!」
「ちぃ…! いいかげんにしろ!! アルト!!!」

あまりにも力強く暴れるアーティに、押さえる手が滑べり勢いあまってアーティが眠るベッドに転んでしまった。

「……イザーク……」
「痛っ……くそっ、貴様暴れすぎ……だ……」
「……イザーク……」
「なんだ!!」

転んでしまった恥ずかしさもあって名前を呼び続けるアーティを怒鳴りつける。だが、アーティはどことなく視線をさまよわせながら暫く黙ると、ようやく決意したように俺の目をしっかりと見て言葉をつむいだ。

「…押し倒すのは、夜まで待って?」
「!!」

その台詞に俺は今、自分がどんな体勢でいるのかを思い知らされる。そして慌ててアーティの上から飛びのいた。

「みーちゃった!」
「ディアっ……貴様、今すぐその不埒な視線を消滅させろ馬鹿者ぉぉぉぉ!!」
「無理言うなよイザーク…」
「無茶だよイザーク…」

二人して同時にため息を吐くものだから、俺の羞恥ゲージはMAX状態から振り切れる。

「貴様ら出ていけぇぇぇぇ!!」


CUT!

(追い出されちゃったねー、ディアッカ)
(追い出されたなぁ、アルト)
(……テイク2、いつから始めるんだろ?)
(……日が暮れたな、明日じゃね?)


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