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▼ SS2

(メイとジョニー)
「メイ、お久しぶり!」
「久しぶりだね、ななし!」
「ところでジョニーとの関係はどうよ?」
「相変わらずだよ……」
「じゃあここは禁断のあれ、いく?」
「禁断のあれ……ゴクリ」
「オイオイ、俺のいない間になにを企んでるんだ? お嬢さん」
「ゲッ、ジョニーさん」
「手からなにか落ちたようだが……ん、何々、こりゃ媚薬じゃねーか!」
「バレた以上は仕方ない、撤退!」
「あ、オイ、待てェ!」
「ジョニーに媚薬を盛るつもりだったんだ……」
「メイ、お前さんも変なこと考えてるんじゃねえぞ」


(ヴェノム)
「ボス、コーヒーです」
「ご苦労」
「ところで思ったんですが」
「なんだね」
「やっぱ髪を切るつもりはないですか?」
「そうだが」
「せめて目だけでも見せてくれませんかね」
「目が見たい? 別に構わんが」
「うわあ……! 瞳、綺麗ですね」
「ありがとう」
「じゃあ髪を」
「それは遠慮するよ」
(この流れでいけると思ったが残念)


(ソル)
「オイ、ななし」
「あれ、ソルさん?」
「なに勝手に寝てんだ、おら、行くぞ」
「ちょ待って」
「って何してやがんだ、てめえは」
「あ、あはは、記念に一枚、写真とか」
「なんでだよ」
「せっかく旅してるんだし、写真一枚くらいはと」
「チッ、仕方ねえ。早く押せ」
「そんないきなり……あっ」
「……お前、変な顔だな」
「ソルさんがいきなり押せとかいうからですー」
「一枚撮ったな、じゃあ行くぞ」
「もう一回!」
「もう撮っちまったモンは仕方ねえだろ、早くしろ」
「ううう」


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