目が覚めると


私はふと、目が覚めた。時計を見ると夜中の3時を回っていた。
水を飲みに行こうかな、と思い部屋を出る。廊下は真っ暗だ。

「水を飲んだら戻ろう……」

そう思って廊下を歩く、とそこへある人物が見えた。ベヨネッタさんだ。

「あら、もう目覚めたのかしらななし」
「はい、ちょっと眠れなくて」
「こんな夜中に起きてたら悪い狼に食べられるわよ」
「ウルフさん今起きてるんですよね……」

私は今の時間でも起きている狼さんを思い浮かべる。今日もおそらく起きているのだろう。

「じゃあ、私は食堂へ向かいます」
「あらそう、眠れるといいわね」
「ベヨネッタさんもおやすみなさい」

私はベヨネッタさんに一礼をし、食堂へ向かうのだった。


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