いざ応援へ


「あれ、クッパさん」
「おお、ななしか」

昼食後、私は未だリビングに残っているクッパさんに話しかけた。クッパさんはまだ昼食を食べているらしく、目の前には肉が置かれている。
クッパさんは肉を掴み、豪快に食べ始める。

「今日はオフの日ですもんね」
「そうだな。こんなときはゆっくりと食事を楽しみたいものだな」
「……その割には結構な速度でなくなっていってますが」

私が小声で突っ込むと、クッパさんはガハハハと笑って肉を更に食べる。飲み込むように食べているが大丈夫なんだろうか。

「そういえばJrくんの試合にはいかなくていいんですか?」
「おお、そうだな!ちょうどいい、ななしも一緒に応援するのだ!」
「えっ、わっ」

私はそのままクッパさんに俵を持つように担がれる。結構高いな……と思いつつ、そのままリビングを後にするのだった。


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